4/1「黒塗り書面」
今日、スペースタンポポでは前祝衆議院議員の川内博史さんを迎えて
「フクイチ1号機」
の非常用復水器の破損をどのように考えるかの検証集会があった。
川内さんによると
4階部分の破損はかなりひどく、5階での水素爆発が起こるにはそれしか考えられないと言う。
しかし、東電,政府側では
「、、かも知れない」
と言う見解に留まっている
川内さんはこの事を重視し、
鹿児島から2度に渡ってフクイチに足を運んだ。
1度目は映像が「真っ暗」と言う悲運(?)
で2度までもヒバクしながらの検証だった。
(映像は「日々雑感」にUP)
更に東電からの資料が「紙詰まり」で得られなかった事実を暴露し、
やっとの思いでバックアップ用からの資料を引き出した。と言う。
更には
「電気料金のカラクリ」
を水力発電の見地から話した。
最期に川内さんは
「原発事故は(原子力村が考えている)何とかなるだろう」と言うものではない」
と厳しく締めくくった。
「黒塗り書面」は政府側が
「個人情報のため」
と称していつも使う手段だ。
しかし、情報公開は国民一人一人の
「知る権利」
の一つで、「政府の暴走を抑える」手段の一つでもある。
しかし、
その知る権利が
「個人情報」
と言う国民の側の権利を悪用して行使されるのはいかがなものなのだろうか?
と思う。
当然そこには
「知る権利」
とは違った意味合いがあるのではないか?と思う。
個人情報と知る権利が
違った性格のものである事をはっきりとさせないと
個人情報が体制側に
「悪用」
される可能性はこれからも続くと思う。