4/12「最期の授業」
今日、夕刻に日本のTPP参加が正式に決まった。
(まだ,国会の批准が残っているが)
それと前後して、
高校生の英語教育に実用的な資格試験が義務化されたり、
ゆうちょ事業の「がん保険」の新規参入が数年間認められない
と言う報道があった。
いよいよ、
日本もこの怪物に飲み込まれていく
運命を
「是」
としていく道に走っていくようだ。
さて、
私が昔読んだ本の中に、
「最期の授業」
という題の本があった。
「今日はこの言葉の最期の授業です。」
と言う言葉で始まる
この物語は、
戦争で主権が奪われ続けた国の
悲劇
をフィクション物として描いている。
多分この物語を読んだ頃、
この
「最期の授業」
と言う言葉の持つ意味を私自身実感など出来なかった。
しかし、
私が生きている間に
この物語が本当になる事など
予想もしていなかった。
更に思い出すのは
ポプラ社と言う所から出版された
「キュリー夫人」
と言う伝記だ。
当時のポーランドは色々な国が支配していたので、
国語教育がくるくると変わっていたそうだ。
そのため、
彼女の父親は彼女にポーランド語を教えた。
そのようのな状態の中で
彼女は
「祖国」
と言うものを強く意識したらしい。
日本には
有史以来、
そのような事がなかったので
米国の圧力次第では
「日本語の最期の授業」
と言う場面に
遭遇するかもしれないと言う
危機に
直面している。
他の言語に比べても
より多くのエッセンスを持つ
日本語の「最期の授業」
を私達は涙を流して迎えなければならない。
今、その瀬戸際にあると思う。
今日、夕刻に日本のTPP参加が正式に決まった。
(まだ,国会の批准が残っているが)
それと前後して、
高校生の英語教育に実用的な資格試験が義務化されたり、
ゆうちょ事業の「がん保険」の新規参入が数年間認められない
と言う報道があった。
いよいよ、
日本もこの怪物に飲み込まれていく
運命を
「是」
としていく道に走っていくようだ。
さて、
私が昔読んだ本の中に、
「最期の授業」
という題の本があった。
「今日はこの言葉の最期の授業です。」
と言う言葉で始まる
この物語は、
戦争で主権が奪われ続けた国の
悲劇
をフィクション物として描いている。
多分この物語を読んだ頃、
この
「最期の授業」
と言う言葉の持つ意味を私自身実感など出来なかった。
しかし、
私が生きている間に
この物語が本当になる事など
予想もしていなかった。
更に思い出すのは
ポプラ社と言う所から出版された
「キュリー夫人」
と言う伝記だ。
当時のポーランドは色々な国が支配していたので、
国語教育がくるくると変わっていたそうだ。
そのため、
彼女の父親は彼女にポーランド語を教えた。
そのようのな状態の中で
彼女は
「祖国」
と言うものを強く意識したらしい。
日本には
有史以来、
そのような事がなかったので
米国の圧力次第では
「日本語の最期の授業」
と言う場面に
遭遇するかもしれないと言う
危機に
直面している。
他の言語に比べても
より多くのエッセンスを持つ
日本語の「最期の授業」
を私達は涙を流して迎えなければならない。
今、その瀬戸際にあると思う。