PRESSな時間

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2013-05-01 15:41:31 | 社会

5/1「福島と子ども」

もうすぐ5月5日
「こどもの日」
がやってくる。

この頃の陽気はだいたい安定しているものなのだが、
今年は朝から何となく湿っぽい。
と思いきや,やはり朝起きてみると夜中に雨が降っていたようで
側溝に水が溜まっていたりする。

「子ども」
もそのように、
私達大人が知らない間に自然と成長し、
コミュニティーの一員となっていくのである。

しかし
原発事故で被災した多くの福島県民の少年少女達は
少なくともその素直な身体を思いっきり使って、
目の前にある森林や、河川に入る事が大変危険な状態になっていて
何とも悲しい事である。

例えば、
「福島集団疎開裁判」の柳原弁護士の話によると
幼児の足を追跡調査している幼稚園では
いわゆる
「扁平足」
の少ない幼児が目立って来たと言う話であるし
郡山市内で女子高校生が急性白血病で死亡し、
このような状態を見た郡山市内の女学生は
慌ててマスクをやり出したと言う報告すらある。

このような悲しむべき事態にも関わらず、
「子ども被災者支援法」は相変わらずのゼロ予算のまま、新年度を迎えてしまった。
来年度本当に予算がつくのであろうか。
予想は出来ない。

これも又、心配の種である。

広瀬隆さんは広河隆一著「暴走する原発」(小学館)のあとがきの中で
「子どもを救う事を「国民運動にしなければならない」
と言った。
そして私がこの文章について自由報道協会で質問した時には
「それは国民一人一人が考える事」
と答えた。

子どもの未来について想像出来るのは大人しか出来ない事である。
だから、
その
「出来ない事」
をするのが
「大人としての責務」
なのではないだろうかと思う。

安倍首相は中東に原発の輸出、自衛隊の派遣を画策しようとしてる。
日本の子どもを守れない首相が
更に世界の子どもを戦火と放射能の危険に晒そうとしている事に
不安を感じざろう得ないのは

私だけであろうか。