PRESSな時間

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PRESSな時間

2013-05-26 19:45:28 | 社会

5/26「これで終わるのではなく」
今日、
東京小平市では
長年計画が中断している道路工事を巡って
、初の「住民投票」が行われている。
これは、
宗教学者の「中沢新一」さんやイラストレーターの「いとうせいこう」さんらが、
計画中の
道路工事を中断させ、
現在の森林を維持しようと住民らと始めた運動で
いま正に
一つの分岐点を迎えようとしている。
この投票について、
小平市長は
「投票率が50%に達しなければ開票しない」と言うルールを作ってしまったので、
運動の中心が
「投票に行こう」
と言う「呼びかけ」になっていしまっている事は
大変残念だと思っている、

しかし、
市民の中で
長年この問題提起が起こってこなかった事を考えると、
東京都内で「住民投票」が行われると言う事自体が
「大きな一歩」
である事は確かだと思う。
これは、とりもなおさず、
「原発国民投票」
の活動が少しつづではあるが浸透し始めたと言う事になる。
さて、
「原発国民投票」は、様々な意見があって
まだ、まとまり切っていないと言う見方が多いと思っている。
その中には
「国民投票が憲法改正に使われるのではないか」
と言う意見があり、
まだまだこれから紆余曲折があると思う。
しかし、
今回、この運動に関わった中沢新一さんは、
「これが最後だとは思っていない。これで終わるのではなく、繰り返し運動をやっていくうちに浸透していくだろう」

「勝つ、負ける」
ではなく、
運動の端緒である事をゆっくりとであるが確信をもって話していた。
私たち国民も
この投票がどのような結果ではなく、
どのように展開していくのかを
考えた方が良いのではないかと思っている。