PRESSな時間

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PRESSな時間

2013-05-27 20:05:06 | 社会

5/27「拍手で判った事」
今日、外国特派員協会では、
橋下徹大阪市長
兼日本維新の会共同代表記者会見」
があった。
(多分)
協会始まって以来の人数が
会見場に押し掛けたと思うが
私は大先輩のジャーナリストが
「(悪い意味で)時の人ですから、
多分入れないでしょうね」
と言った言葉を信じて
ニコ動の配信を見ながら
彼の言葉をメモり、
しばらくしてから、ある程度の箇条書きにした。
そうしないと
彼の言葉が
いかに辻褄の合わない言葉であると言う事が
判らないからである。
実際、
メモを見ながら
彼の言葉を拾っていると
5分足らずのうち
発言内容がひっくり返っている事に気がつくのである。
多分
そのような事に外国特派員も気がついているのだろう。
何度も
同じ内容を質問している記者が多い。

日本語は語彙の多い言葉なので、
彼も
ごまかしが効くと言う事を利用して
一寸ニュアンスを変えて
誤摩化した言葉を長々と演説していた。
しかし、
本質的な問題は
1橋下氏の女性差別発言そのもの、
2沖縄に対する謝罪が全くされないこと。
また、もっと大きな外交案件にまで言及する事
3「あの人がこう言ったから」などと、
根本的な発言責任を他人にしている事
など、
スッキリとした言葉は一言もなかった。
何度も書くが、
彼は「大阪市長」なのであって、
「外務官僚や大臣」ではないのである。
その事を棚に上げて、
「安倍首相がこう言ったから」
とか、
「日韓基本条約で竹島の問題がおかしい」
などと、
言う立場ではないのだ。
これは
最近敦賀原発の問題で原燃開発が
「我々の主張は正しい」

あくまでも闘う
姿勢を規制庁に云いに言ったのと
大差ない事だ。
最後に会見場では
拍手で終わるのが通例だが、
大勢の割には寂しい拍手の音しか聞えなかった。
やはり,
橋下氏の発言が
いい加減だったと言う事の
証明でもあると思う。