PRESSな時間

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2013-05-21 22:27:48 | 社会

5/21「涙色の法律」
今日、
東京では
「子ども被災者支援法」
に関する公開学習会があった。
この公開学習会は、
「子ども被災者支援法」が施行されて
約1年が経過するのを機に
この法律について、
皆で考えてみようと言う企画らしかった。
私自身、
この法律に関しては、
ある経緯があって、
何となくお付き合いをしている法律である。
そして今日,
白石草さんを招いての学習会では、
この法律についての
「過去、現在、未来」
を色々な側面から検証し、
参加者の意見を聞くと言う筋立てになっていた。
しかし、
現実には、
法案自体が
「復興」
と言う名のもとに、
箱ものだけの推進事業にされ、
子供の未来に対しての計画が
ほぼ,全くないと言うものだと言う事が示された。
具体的には
「移動教室」
と言う名の
「保養事業」
除染対象線量の問題、
対象区域の設定など、
法律が出来ていても、
具体策は愚か、
「パッケージ」と言う名の支援策も
「従来の国の施策」
の域を全く出ていないと言う、
誠にお粗末な状態なのである。
これでは法律の意義はおろか、
今でも汚染が続いている福島県内はおろか、
関東圏での汚染も全く無視されてしまうと言う、
悲惨な事態を受け入れなければ案ラ無くなる。
何回も言うが
放射能汚染には
「壁」
はないのである。
もし
「壁」
があるとすれば、
それは「政府」や「マスコミ」が作り出している
「壁」
なのかもしれない。
この「子ども被災者支援法」が
「涙色の法律」
にならない為に、
私たちは「何をするべきなのか」
考え直さなければならない。
と思っている。