５／１７
「騙されたアナタにも責任がある」
今日大阪では
先日の橋下大阪市長の「従軍慰安婦発言」と「売春」発言に対しての
抗議行動が市庁前で行われた。
大勢の女性に混じって
阪南大学准教授の下地正樹さんがマイクを持ち、
「将来的にも公職から離脱してほしい。」
と言う発言まで飛び出す程の勢いでの
行動となった。
橋本氏は
「黒めがね」
と言う
（個人的には）異様に見えるいで立ちのキャラクターで
一躍テレビの人気者となった。
話し振りも、
弁護士と言う
堅い職業を思わせない感じで
お茶の間にすぐ溶け込んだ様に見えた。
しかし、
その裏側では
暴力団とのかかわりが常に指摘され、
違法な風俗業に深く関わっているらしいと言う噂が絶えない。
その為か、
公共事業がらみの問題に対して
積極的な発言と行動をおこなっている様に見受けられる。
また，
政治に関して
元来から、
戦前の政治を肯定する勢力と同じ様な発言を繰り返しているので
「この人は地方自治を行う組長なのか」
と言う
疑問もわいて来る人物だ。
しかし，
事実として私たちは、
この人物が率いる政党を
「国民の代表」として、選んでしまっているし、
大阪市民は彼を市制の最高実行者として税金によって養っている。
と言う実態がある。
これは、
大阪市民ではなくとも
私たちは
彼や，彼が率いている
「維新の会」
と言う組織を公認している事になる。
少なくとも、
私たちは
この事実を「是認してしまっている」
と言う事実に
気がつかなければならないと思う。
この事実を認めると言う事は
悲しい事なのだが、
選挙での結果がそうなのだから、
仕方が無い。
そうはいっても、
その事実に対して何もアクションをしないと言う事が
最大の
「罪」
なのだから、
何でも良いのでまず、
「騙された私にも責任がある」
事を認めつつも、
隣近所にアクションをする事から始めたいと
思っている。