桜桃生存日記

桜桃が気ままに書きたいことを書く日記。
日常のこと、趣味のこと、思ったこと、など。

ミリオンダラー・ベイビー

2020-03-02 | 映画を観よう
2004年の洋画です。スポ根でもあるヒューマンドラマです。
クリント・イーストウッドが監督・主演を務めています。

止血係からトレーナーになった男、フランキーは気難しくて、
人とは反対の考え方をしています。
女性ボクサーのマギーは、フランキーにトレーナーになってほしいと
申し込みますがあっさり断られます。
その後、フランキーのジムにこっそり入会し、練習するのですが、
フランキーに冷たくあしらわれたり、面と向かって「諦めろ」と
言われる始末。
それでもマギーのひたむきな姿勢に負けたフランキーは、
マギーを受け入れます。

めきめき上達して、肉体もムキムキになって、
どんどん本格的なボクサーへと変貌していくマギー。
そして身に着けた実力を発揮して、快進撃を繰り出していきます。

マギーはアラサーなんですね。
アラサーとか、30代の女性が主人公なのは嬉しい。
マギーの性格も好き。前向きでメンタルが強くて凛々しくて。

フランキーは厳しくてとっつき難い人かと思えば、根は優しい。
熱心なキリスト教徒だったり、疎遠の娘に毎週手紙を書いていたり。

ジムに住み込みの掃除係を勤めるスクラップは、元プロボクサーで
フランキーとは長い付き合い。
温厚で、人情味が溢れてます。

個人的に、ボクシングを扱った作品に触れるのは、
「リングにかけろ」以来です。
こういう師弟ものって良いですね。
フランキーとマギーは、師弟愛を超えて家族愛かもしれないが。
「モ クシュラ」の意味、いやー…ジンときますね。
彼にも伝え続けます。

で、ラストは線香花火のようでした。
観た人にはこの意味が伝わることでしょう。
意外なラストだったし、まさか想像もしなかった。
クリント・イーストウッドはどうしてこういうエンディングに
しようと思ったんでしょうね。
熱演が胸を打つ、そして家庭環境や人生の散り際について
考えさせられる映画でした。
深かった。

♥diarynote時代に相互だけ読めた秘話(/∀\*)
序盤はナレーションの字幕と、セリフが混ざってて、
個人的にはストーリーに入り込むのに苦労したんだけど、
良い映画でした。
後半や、ラストは賛否両論あると思うけど。

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