桜岡設計事務所のブログ

東旭川、桜岡にある設計事務所の日々の事、仕事の事、愉快な仲間達。

美瑛のギャラリー新星館 その2

2013-07-01 07:05:54 | アート・デザイン
美瑛の丘の上に佇む新星館はなぜか見事なロックガーデンもあります。

オーナーの大島さんがせっせと作り上げたプライベートガーデンです。

この石積みを、一体どうやってやり遂げたんでしょう…


結構ワイルドです。

わーいこんなでっかいアサギリソウだ!


コマクサは満開です。


これは何だろう?岩場がよく似合いますね。


満開の高山植物の背景には雄大な山脈、ではなく美瑛の丘ののどかな景色。


今年は旭岳に花を見に行くつもりでしたが、
こんなタイミングで先に見るのは予想外でした。



おまけに。オーナーの大島さんがキバナカタクリを持て余していると言うので

ちゃっかりもらってきました(^∇^)
好きなだけ、と聞いて遠慮なくガッサリ頂きましたよ。
歳を重ね、段々図々しくなってる気がします。
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新星館・美瑛のギャラリー その1

2013-06-29 18:29:06 | アート・デザイン
美瑛にこんな素晴らしいギャラリーがあったとは!!

前から存在は知っていたのですが、この新星館はオススメの場所です!!「嵐の木」よりも絶対ここの眺めの方が良い!

人間国宝・島岡達三の工芸品と、画家の須田剋太の作品のコレクションを集めたギャラリーで
なぜか外は膨大な量の高山植物を植えたロックガーデンになっているという、
ちょっぴり不思議だけどスゴイ場所です。


オーナーの大島さんは大阪でお好み焼き屋・ギャラリーを営んでいる方で
夏の間だけ美瑛に「単身赴任」をしてこのギャラリーを無休で開けています。

お好み焼き屋の常連、司馬遼太郎を通して画家の須田剋太と知り合ったそうです。

須田剋太は、司馬遼太郎の連載の挿絵を担当していた画家でガッシュや油彩、切り紙などを使って力強い絵を描く方です。


このギャラリーは建物も素晴らしく、200年前に建てられた新潟県の民家を移築したもの。


三階に分かれていて、一階が土間、二階は工芸品、三階に大窓の眺望スペースがあります。

民芸運動に共感を持っていた大島さんのコレクション。
人間国宝・島岡達三は、民芸運動の親分・濱田庄司のお弟子さんです。
縄文技法に強く影響を受けた作品は、素朴さや温かさの中に「用の美」も加わっています。


大胆な大窓のある三階。


窓から見えるすさまじいロックガーデン。
これらの高山植物は全部オーナーの大島さんが植えたもの。


私の好きな一枚。オーナーさんから許可を頂いて撮っています。


島岡達三のお弟子さん、浜田英峰さんの器が販売されていました。
品のある益子焼。お手頃な値段だと思います。


ロックガーデンもすごかったので別の記事でもう一回書きます。



■新星館 須田剋太・島岡達三美術館
U R  L:http://www.waneibunkasha.com/sinseikan.html
住  所:〒071-0473 北海道上川郡美瑛町新星の丘
電  話:0166-95-2888(FAX同)
開館時間:10:00~17:00
入館料 :大人500円
休館日 :11月4日~4月24日
コメント (2)
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