周平の『コトノハノハコ』

作詞家・周平の作詞作品や歌詞提供作品の告知、オリジナル曲、小説、制作日誌などを公開しております☆

#203 『あなたとコンビになれない』

2021年02月08日 | 作詞作品集
きっと あなたが
思うより 私は
便利で身近なものじゃないの
友達じゃない
そんな あなたに
タメ口きかれる筋合い無いわ

此処(うち)は あなたの
トイレやゴミ捨て場だとでも
思っているのかしら?
そして 本だけ
読んで出て行く
あなたが来たってメリット無いわ

もっとマシなもの食べたら?
ちゃんと自分で料理して
私を利用なんかせずに

髪はボサボサ
髭は剃らない
服はいつでもテキトーで
もう少しちゃんと
してくれませんか?
私のとこに来るならば
ゴメン あなたとコンビになれない
お願い もう此処(うち)に来ないでね


一体 あなたは
一日に何本
タバコを吸って生きているの?
誤解しないで
べつに あなたが
心配じゃなくて引いているだけ

私を奴隷のように見る
高圧的で横柄な
その態度が気に食わないの

こっちは色々
大変なのよ
だからそんな急かさないで
お金をどうして
財布ではなくて
ポケットなんかに入れちゃうの?
そんなあなたじゃ温めたくない
お願い 今後は他所(よそ)行って


そうよ あなたは
お客様でして
私はコンビニ店員ですが
恋人じゃない
そんな あなたと
毎朝毎晩 会いたくないわ
お願い 今後は他店(よそ)行って
お願い もう当店(うち)に来ないでね

#202 『いつものビルの屋上で』

2020年08月30日 | 作詞作品集
仕事で辛い事
あった帰りは
必ず決まって
ここへ来る
いつものビルの屋上

若い頃 あの子と
よく来てた場所
見える風景は変わっても
思い出はまだ

傷ついた この胸に
懐かしい風が吹く
なぐさめが上手なのは
あの日のまま

街のカレンダー
また一枚めくれて
僕は今日に取り残されてゆく
だけど明日(あした)へと
進むために今夜は
優しく背中を撫でる
風を浴びて


夢を語り合ってた
ビルの屋上
叶っていたなら きっと今
横にあの子も

この狭い現実の
世の中で ここだけが
深呼吸できる居場所
あの頃から

街の秒針は
急ぎ足で進んで
でも僕は過去に縛られたまま
だけど未来(みらい)へと
進みたくて今夜も
優しく通り抜けてく
風を受けて

僕のカレンダー
めくるために今夜も
いつものビルの屋上
風を浴びて

#201 『再起動』

2020年07月01日 | 作詞作品集
再起動 さぁ行くぞ
まだ夢は終わっていない
ここから また始めてみよう
何か出来る 生きているなら


夢に満足なんて まだしてないし
現状(いま)に満足なんてしちゃいけないし
妥協するには きっとまだ早いさ
もう一度 何か咲かそう

未来に起こる事は まだ分からない
誰に出会うかだって 分からないから
胸の中で ずっと蠢いてる
押さえてた何か 解放するのだ

再起動 さぁ
軌道修正するなら今
静かに燻ったままの
夢の続きを見よう
再起動 さぁ行くぞ
まだ何も終わっていない
ここから また歩き出そう
何が出来る? 探しに行こう


動ける事は 当たり前じゃなかった
動ける事は 幸せだと気付けた
さぁ今から 鬱憤晴らそうぜ
夢の旅 自粛終了するのだ 

再起不能じゃないだろ?
まだまだ走れるはずだろ?
弱音や言い訳ばかりじゃ
人生 終わっちゃうぞ
最期のその時
後悔したくないなら
二兎追うなら二兎とも獲れ
夢に年齢制限はない


落ち着くには きっとまだ早いさ
もう一度 奇跡咲かそう 夢花

再起動 さぁ
軌道修正するのだ 今
本当は未練たらたらの
夢の続きを見よう
再起動 さぁ行くぞ
切り札はまだあるから
ここから また走り出そう
何が出来る? 足掻いてみよう
何か出来る 生きているなら

#200 『歩め』

2019年05月17日 | 作詞作品集
令和がどんな
時代なのか
それは僕にも
分からないけど
「夢」という言葉が
死語にはならないよね?

もしも君が
無謀な未来(あす)を
描いたとして 
それを僕には
止める権利も
そう 理由も無いんだ

笑える時 泣きたい時
そばにいるから

歩め 
君は君のままでいい
僕は君の味方でいる
世界中が敵だって
己を貫け
君は君の道を行け
僕は君を見守っている
誇りと自信と責任持って
その道を歩め


綺麗なまま
生きてゆくのは
簡単なようで
難しいけど
自分自身のこと
不幸にはしちゃいけない

弱さを誰かの
所為にする
それが本当の
弱さになって
誰か想う事が
強さになるんだ

笑える時 泣きたい時
どれも人生

歩め 
君のその瞳が
信じた夢と未来を
僕は応援をするよ
幸せであれ
今の僕じゃ届かない
景色を君が見てくれ
最期のその時まで
ずっと その足で歩め


歩め 
君は君のままでいい
僕は君の味方でいる
例えどんな時だって
己を貫け
君は君の道を行け
僕は君を見守っている
誰に何と言われても
ずっと 我が道を歩め

#199 『Are modame, Core modame』

2018年11月05日 | 作詞作品集
良くも悪くも
国民みんなの声届く
ネット社会

ほんの僅かでも
批判があれば
「炎上」と盛り立てる

そんなつもりは
なかった表現
差別だと言い掛かり

なんちゃらハラスメントが多すぎ
それこそがハラスメント

今日もまた
どこかで誰かが
発言を撤回して
見飽きた謝罪シーン

Are modame, Core modame
何て狭い世界
全員の同意などあり得るか?
Are modame, Core modame
批判にビビったら
そう やがてこの国は
空っぽになる


あの頃は
面白かった
バラエティー番組

最近はどこも
なんだか似たような
ものばかり

コンプライアンスとかいう壁が
つまらなくしてゆく
エンターテイメント

Are modame, Core modame
規制が多すぎて
「表現の自由」どこへやら
Are modame, Core modame
何にでも文句を
言いたいだけの奴に
耳を貸すな


賛否両論がない事など
この世にはないから
己を信じろ

Are modame, Core modame
何も出来やしない
満場一致なんてあり得ない
Are modame, Core modame
何ならダメじゃないの?
このままじゃ この国が
ダメになってゆく

#198 『まだ何も知らない僕へ』

2018年05月17日 | 作詞作品集
何かを真似てるようで
真似られてない10代の歌詞
30過ぎた現在(いま)の
自分が読み返して

ダメ出しをしまくる
ブログの企画「セルフツッコミ」
この度 それを
オリジナルソングにしてみました♪

まだ厳しい現実を知らない
あの日の僕へ

もう 妄想で歌詞を書くなよ!
クソガキの嘘の言葉
誰の心にも刺さらない
そう 想像の世界じゃなくて
リアルな世界を見ろよ!
6畳の部屋で何が書ける?
経験しなきゃ分からない
愛とか夢を
お前が語るなよ!


小さな片想い
まるで大きな恋愛でも
したかのように語った
哀れな疑似ラヴソング

授業で教わった
知ったかぶりの英語並べて
当時は心のまま
素直に書いたのでしょう

その純粋な気持ちを忘れずに…
歩めるわけねぇ!

あぁ アーティストぶって
歌詞に無理のある当て字 入れて
語尾に「…」を乱用して
ねぇ ネーミングセンスないよね?
タイトルからしてダサい
やたらサブタイトルつけてさ
お前にプロなんて無理
叶わぬ夢なんて もう
捨てちまえ!


もう 妄想で歌詞を書くなよ!
クソガキの嘘の言葉
誰の心にも届かない
そう 想像の世界じゃなくて
リアルな世界を見ろよ!
6畳の部屋を飛び出してさ
経験しなきゃ分からない
愛とか夢を
お前が歌うなよ!

そもそも 夢なんてもの
捨てちまえ!

そもそも 音楽なんて
やめちまえ!

#197 『桜道~Branch Road~』

2018年04月02日 | 作詞作品集
笑う僕が写る
写真の中に
そう 気付けば
いつも君もいた

毎日 他愛もない事で
笑い合えた
あの空気が
僕は好きだった

だけど 今日から互いに
別々の道へと
この手にしたい夢のために

さよならBranch Road
また会う日は
互いに笑顔だと
約束しよう
いつでもStay Gold
いざ ゆこう
確かな未来へと
繋がるはずの桜道


君に出会えた日を
覚えてるけど
その理由は
思い出せなくて

きっと それほど互いが
となりにいる事が
いつしか あたり前になって

切ないBranch Road
そう いつかは
必ずやってくる
運命だけど
このままStay Gold
いざ ゆこう
どこかで またきっと
重なるはずの桜道


Branch Road
また会う日は
互いに笑顔だと
約束をして
いつでもStay Gold
いざ ゆこう
僕らを待っている
未来へ続く桜道

#196 『地図なき旅~喜びも悲しみも…~』

2018年02月08日 | 作詞作品集
家路を急ぐ人の波
夕暮れの街
喜びも悲しみも
西陽(にしび)が照らす

言葉にすれば簡単な
「幸せ」という
ぼんやりとした夢を
皆 描(えが)いてる

小さ過ぎる現在(いま)を越えて
大き過ぎる明日(あした)へ向かう
不安と希望 カバンに詰めて

地図なんてない旅
歩んでゆこう


何度もある分かれ道と
何度もある別れと出会い
風が吹いたら 景色も変わる

地図を持たない旅
歩んでゆこう


良い事の数よりも
辛い事の方が多くて
時々終わらせたくなる 
旅の途中で
だけどまだ続けよう
道の先を知りたいから
自分が生きた足跡を
残そう この旅路に


家路を急ぐ人の波
夕暮れの街
喜びも悲しみも
背中に背負(しょ)って

明日(あした)へ進もう
「幸せ」を探しに行こう
地図なんてない旅
歩んでゆこう
地図のいらない旅
歩んでゆこう

#195 『Love Express Train』

2017年12月20日 | 作詞作品集
似合いもしない
ジャケットを着て
夜道を歩き
やがて辿り着いた

24時から始発が走る
そんな不思議な駅さ

ひとりぼっちの寂しい夜を
すり抜けて行く
魔法の列車が出る

誰か良い女(ひと) 
乗ってないかと
ワイン片手に
車内を彷徨(うろつ)いて

「幸せ」という終着駅へ
線路は続く きっと

愛を求めて
行こう Non-stop Love Express Train
朝がまた来るまで


ワインを買える
食堂車でも
愛は買えない
自分で見つけなきゃ

暗いトンネル抜け出さないと
星は見えない ずっと

愛を探して
そうさ No-return Love Express Train
今宵 月の下を


有効期限のない
愛の切符が欲しい
明日(あす)の夜は誰かと
星を見上げたくて

愛を探して
そうさ No-return Love Express Train
今宵 月の下を

愛を求めて
行こう Non-stop Love Express Train
朝日 昇るまでに
終着駅へ

#194 『酒より愛に溺れたい』

2017年08月22日 | 作詞作品集
似合いもしない
ジャケットを着て
フラフラ歩き
世間を見渡した

愛だ夢だと
うるさ過ぎるぜ
この街は そう いつも

そんな お飾り
無くたって ほら
生きてゆけるさ
酒さえ この手にありゃ

だけど気付けば
今日もこうして
嗚呼 いい女
探してしまってる

いい歳こいて
何がしたいか
分からずにいる俺さ

愛に溺れて
そして夢に溺れたいのに
また酒に溺れて


着こなせてない
ジャケットのまま
キレイな女
飲みに誘ってみりゃ

煙(けむ)に巻かれて
ひとり 自棄酒(やけざけ)
街の外れで 今日も

愛に呑まれて
誰かに呑まれてみたいのに
また酒に呑まれて


風に転がされてる
空き缶のような
俺の心を埋めてくれよ
愛で 夢で 全部

愛に呑まれて
誰かに呑まれてみたいのに
また酒に呑まれて

愛に溺れて
そして夢に溺れたいのに
また酒に溺れて

#193 『桜吹雪』

2017年04月02日 | 作詞作品集
きっと また誰かと
離れゆく時が来ては
きっと その先でまた
誰かに出会うのでしょう

花が咲いては散るように
出会い・別れ 繰り返す
鳥が羽ばたき発つように
人も何か求めて

過去と現在(いま)に縛られずに
心動くまま未来へ
儚き夢 抱(いだ)いて

桜吹雪が舞う
思い出と同じ数の
花びらが踊ってる
春の並木道
必ずまた会える
会うべき運命(さだめ)の人は
そしてまた その時は
きっと今日と同じ道
桜の花びら
ひらひら舞っている


きっと また何かを
この手にしたと思えば
きっと その先でまた
何かを失うでしょう

風が突然吹くように
人も心移りゆく
月が満ちて欠けるように
不安定な夢たち

過去と現在(いま)が違うように
未来なんて想像など
出来やしない風景

桜吹雪が舞う
見た夢と同じ数の
花びらが散ってゆく
春の並木道
流した涙より
笑顔の数が多いか
分からない だけどまた
きっと今日と同じ道
明日(あした)も夢見て
ゆらゆら揺れている


桜吹雪が舞う
思い出と同じ数の
花びらが踊ってる
春の並木道
必ずまた会える
会いたいと願う人は
涙でも 笑顔でも
きっと今日と変わらずに
桜の花びら
ひらひら舞っている

#192 『夢見て~I'm happy~』

2017年03月07日 | 作詞作品集
「夢見て~Be happy~」なんていう曲
書いてた碧き日の16歳(じゅうろく)
注目されたくて東京という街
のこのこ出てきた俺18歳(じゅうはち)
夢と現実の挟間立ち
仲間達ともがき続けてたら20歳(はたち)
俺たち行けるさ 上にまだ
青空仰いだ夢見花

夢見て笑えた事ばかりじゃない
だけど今 こうして笑えてます
どんなに世界が小さく見えても
夢だけは大きく描いてきたんだ


それからまた月日経ち22歳(にじゅうに)
夢追った ありのままに自由に
そんな簡単にはいかない24歳(にじゅうし)
でも諦めない事に重視
ちょうど上京10年で夢叶う
「夢かな?」やっと咲いた夢花
そんなこんなで俺も三十路(さんじゅう)
支えてくれた皆様にサンキュー

夢見る時代はもう過ぎたけれど
死ぬまで何かを追いかけてたい
そして これからを生きる子供にも
“歩”んでほしいんだ
“夢”を描きながら

(夢見よう 夢追おう 夢叶う YouもCome On!
夢見よう 夢叶えよう 夢叶う YouもCome On!)

夢見て笑えた事ばかりじゃない
叶えた夢も大きくはないし
だけど この道を後悔してない
だから胸を張って歌うI'm happy

そして ここからの未来もBe happy

#191 『君とスタート』

2017年02月25日 | 作詞作品集
夢のスタート
自分を信じて
駆け出そうよ 今すぐ
未来(あす)へのLesson 
さあ 行こう
君を連れて


みんなが注目のステージ
私 笑顔だけど実は 
ちょっと不安

ひとりで踊るよりも
もっと元気になれる魔法
それは君が横でほほ笑むこと

ひとりじゃ きっと叶うわけないと
あきらめかけてた夢が
リズム刻みだす

君とスタート
互いを信じて
駆け出そうよ 
私はひとりじゃない
夢がスパーク
君と一緒ならば
きっと想い届くよ
未来(あす)へのDance 
踊ろう


勇気が欲しくて
伸ばした この手
君が掴んでくれた
その瞬間から見えてた
夢のRealize


君とスタート
互いを信じて
駆け出そうよ 今から
手をつなぎ

夢のスタート
自分を信じて
駆け出そうよ 
私はひとりじゃない
夢がスパーク
君と一緒ならば
きっと何でも叶う
未来(あす)へのLesson
さあ 行こう

#190 『Hope of the cosmos』

2017年02月11日 | 作詞作品集
宇宙(そら)の蒼さと大きさに
希望と同じくらいに
僕は絶望を見ていた


儚い夢を見ては届かなくて
宇宙(そら)に伸ばした手 下ろした

傷つく事を恐れた その翼
僕の背中から消えてた

あの星たちをつなぐように また
翼ひろげ飛び回りたい いつか

宇宙(そら)の蒼さと大きさに
希望ばかりを見ていた
あの日々たちを取り戻して
宇宙(そら)のように煌びやかな
果てない夢を追いかけたい
絶望という大気圏を
そう この手で突破して


宇宙(そら)の蒼さと大きさに
希望ばかりを見ていた
あの日々たちを取り戻して
宇宙(そら)のように いつも蒼く
果てない夢を追いかけたい
絶望という大気圏を
そう 希望で突破して

#189 『君は僕のプリンセス』

2017年01月27日 | 作詞作品集
Ah どうやら迷い込んだらしい
君という森に
Oh Yeah まるで僕じゃないみたいだ
このSpecialな感情

今まで一度も読んだ事のない
そう「恋」という名のお伽話
さぁ 二人ではじめよう

甘く 淡く 頬にキスして
目覚める君を独り占めして
24時の鐘が鳴っても
解けない魔法かけてあげるよ
君は僕のプリンセス


Ah 僕にもたったひとつだけ
まだ足りていない
Oh Yes それはまるでTwinkle Star
君というタカラモノ

この森 はびこる悪いオオカミに
気をつけて あの城までおいでよ
かぼちゃの馬車に乗って

熱く 強く 僕が守るよ
輝く世界 君ごと全部
24時の鐘が鳴っても
このままずっと踊り明かそう
お手をどうぞプリンセス


煌めく星たち ばらまかれた空
君に出会って世界が変わった
はじめて開くページ

甘く 淡く 頬にキスして
目覚める君を独り占めして
お伽話みたいだけれど
このままずっと終わることなく
恋の森を迷いたい

僕と踊る君だけにしか
ガラスのくつは似合わないから
24時の鐘が鳴っても
解けない魔法かけ続けるよ
君は僕のプリンセス