周平の『コトノハノハコ』

作詞家・周平の作詞作品や歌詞提供作品の告知、オリジナル曲、小説、制作日誌などを公開しております☆

#104 『ふるさと』

2010年09月30日 | 作詞作品集
(2010年9月1日アップ)

二両編成の列車を降りて
無人駅を出る
久しぶりに見る景色
昔のまま変わらずに

蘇ってくる思い出
学生時代の私
寄り道した川辺とか
公園が懐かしくて

あの坂道 登れば すぐ 
私の家が見えてくる
父も 母も 
帰りを待ってくれている
緑溢れ 水も綺麗
そんな この町を
私は愛している
ただいま 我がふるさと


一時間にひとつだけの
バスが通り抜ける町
商店街 並木道
昔のまま 残ってる

蘇ってくる記憶が
走馬灯のように ほら
嬉しかった あの日とか
悲しかった あの日とか

あの山道 登れば そう
海も見下ろせる
この町 とても好きで
ずっと居たくなってしまう
風がいつも心地良くて
背伸びしたくなる
私は幸せだと思える
このふるさと

#103 『故郷よ』

2010年09月30日 | 作詞作品集
(2010年8月1日アップ)

家路を辿る黄昏に
空を仰いで思い出す
生まれ育った 遠い町
古き良き 我が故郷(こきょう)

都会暮らしに疲れたら
帰って良いですか?

懐かしき故郷よ
花が咲き渡って
鳥たちが群れて羽ばたく日暮れ
美しき故郷よ
風が穂を揺らして
静寂の夜(よ)を照らすのは
月の光だけで


時の流れも 人波も
都会はいつも足早で
あの日の夢や思い出が
色褪せてしまいそう

だから時々 あの町へ
帰りたくなります

愛おしき故郷よ
友達や 家族の
出迎えてくれる笑顔が好きで
麗しき故郷よ
澄んだ川のように
ゆっくりと時も流れて
心 洗われます


懐かしき故郷よ
花が咲き渡って
鳥たちが群れて羽ばたく日暮れ
美しき故郷よ
風が穂を揺らして
静寂の夜(よ)を照らすのは
月の光だけで

#102 『SOULFUL SAMURAI BLUE』

2010年09月30日 | 作詞作品集
(2010年7月1日アップ)

長く険しい道を越えて
ここまで来たんだ
真っ暗で出口見えない
そんな時だってあったよね

失くすモノなんて何もない
ここまで来たら 恐れず突き進め

SAMURAI BLUE
僕らの夢 預けたよ
運んでくれ 明日へ続くゴールまで
SOULFUL BLUE
熱き想い シュートに込め
さぁ今こそ 驚かそう 世界を


日本中 輪になって
円陣組んだら 僕らも
もう一人の選手なんだ
アシストしよう この想い

ブブゼラに負けないくらい
僕らの鼓動 激しく高鳴る

SAMURAI BLUE
僕らの声 糧にして
立ちはだかる厚い壁を打ち破れ
SOULFUL BLUE
不可能など無いって事を
さぁ今こそ 証明しよう 世界に


BLUEな気持ち捨て
BLUEな空へ
羽ばたけ日本 気持ちをひとつに
ゴールも 世界も 揺らそう

SAMURAI BLUE
僕らの夢 預けたよ
運んでくれ 明日へ続くゴールまで
SOULFUL BLUE
熱き想い シュートに込め
さぁ今こそ 驚かそう 世界を

#101 『Marry me』

2010年09月30日 | 作詞作品集
(2010年6月14日アップ)

この広い世界で
貴方と出会えたのは
偶然じゃなく 必然だと
真面目に僕は思う

この広い世界で
貴方を守れるのは
僕しかいない
今ここに誓うよ
そう 誰より 愛してる

''Marry me''

貴方の夢も
未来も何もかもを
良かったら僕にあずけてくれ
まだ見ぬ明日(あす)を
二人で見に行こうよ
僕を信じて 寄り添ってくれ
Will you marry me?

#100 『夢見花』

2010年09月30日 | 作詞作品集
(2010年5月17日アップ)

夢など何故 持ってしまったの?
追いかけて 追いつける
保証はどこにも無い
小さな僕 小さく吐き出す
弱音とか ため息は
風に消されて

描いた未来と かけ離れてゆく
現実に潰されそう 今にも
せめて 逃げ出せる勇気が欲しいよ
だけど 僕は
それすら持てずに ずっと

夢見花 揺れてる 都会の隅
名前すらまだ無い しがない花だけど
枯れる事もできずに漂ってる
光すら差さない場所で 今日も


日向に咲く 輝く花たち
眺めては羨んで
月日は流れてゆく
向こうの地で
咲ける「いつか」を
僕はまだ信じていても良いのか?

生まれた時から 咲くべき居場所は
それぞれに決まっている だけれど
そこにとどまる事を 僕は嫌がって
淡い夢を描いて
願いを馳せる

夢見花 冷たい風に吹かれ
折れそうになるけど まだ夢を見てる
枯れた方が楽になれるけれど
咲き続ける以外の道も無くて


届きそうな夢 だけど届かない
光あたる場所はまだ先
いつまで信じれば 辿り着けるだろう
刻む時間(とき)が焦らせるけど
信じてみようか
どうせ他に咲ける場所も無い

夢見花 揺れてる 都会の隅
名前すらまだ無い しがない花だけど
枯れる事もできずに漂ってる
光すら差さない場所で 今日も

夢見花 揺れてる 風に吹かれ
誰もまだ知らない しがない花だけど
いつか光があたる時を信じ
咲き続け 夢見る 
きっと 明日(あす)も

#99 『My Dream ship』

2010年09月30日 | 作詞作品集
(2010年4月20日アップ)

舵を取るのは
他の誰でもない
行き先 それは僕次第さ
後悔したくない
だから僕は行く
夢へと向かう航海へ

強い向かい風
吹いたとしても
僕の船は止まらない
流した涙 追い風に変わるさ
後ろ 振り向かず
先を急ごう
いつか きっと辿り着く
まだ 先は長いけれど


迷い くじけて
同じ場所を
ぐるぐる旋回してるような
そんな暇はない
夢も 明日も
決して待ってはくれない

希望込めた旗
舳先に立てて
僕は迷わずに行く
どんなに強い波 押し寄せたとしても
辿り着いた先 
何があるのか
それが知りたいだけさ
まだ 限界なんかじゃない


舳先を風に立てながら
風も波も味方にして
ひたすら まっすぐ行くだけ
きっと辿り着ける いつの日にか

希望込めた旗
舳先に立てて
僕は迷わずに行く
どんなに強い波 押し寄せたとしても
辿り着いた先 
何があるのか
それが知りたいだけさ
まだ 限界なんかじゃない

強い向かい風
吹いたとしても
僕の船は止まらない
流した涙 追い風に変わるさ
後ろ 振り向かず
先を急ごう
いつか きっと辿り着く
まだ 先は長いけれど

#98 『My Love Train』

2010年09月30日 | 作詞作品集
(2010年3月24日アップ)

恋の列車 乗って
あなたに会いに行こう
想いを届けよう
叶うと信じて


桜が咲いたなら
今年も春の到来
ウズウズする気持ちは
止める事できない

去年のように 何度も
チャンスは逃さない
傷つく事 恐れないで
勇気という名の切符
強く握って

恋の列車 乗って
あなたに会いに行こう
想いを届けよう
叶うと信じて
桜満開のこの景色をあなたと
一緒に見たいから
私は迷わない
走り出したMy Love Train


各停の列車じゃ
他の子に抜かれちゃう
「急がば回れ」なんて
言ってられないのさ

モタモタしてたら そう
きっと いつの間にか
夏→秋→冬 季節は過ぎ
私だけ現在地(ここ)に
置いてかれるさ

恋の列車 乗って
誰より早く着こう
あなたという駅へ
特急列車で
桜 咲き並ぶ 外の景色なんかを
見ている余裕ない
私は止まらない
夢を乗せたMy Love Train


恋の列車 乗って
あなたに会いに行こう
想いを届けよう
叶うと信じて
桜 咲き並ぶ 外の景色なんかを
見ている余裕ない
私は止まらない

恋の列車 乗って
誰より早く着こう
あなたという駅へ
特急列車で
桜満開のこの景色は絶対に
あなたと見たいから
私は迷わない
走る 走る My Love Train

#97 『歩き出す君へ』

2010年09月30日 | 作詞作品集
(2010年2月24日アップ)

さっきまで一緒にふざけ合って
くだらない話をして
たぶん これから先も変わらずに
こんな時間 
君と一緒に過ごすと思っていた

だけど君は そう いつの間にか
叶えたい夢 見つけ
歩いてゆくべき道
未来の地図に描き
その瞳は とても輝いていた

なんだか 心の距離までも
離れてしまうような気がしちゃうけれど
仕方ない 大切な君が決めた事なんだから
応援してあげる

新たな道へと 歩き出してく君を
笑って見送りたい
本当は今すぐ
涙あふれてしまいそうなんだけど
「サヨナラ」じゃなくて
「ガンバレ」とだけ言うよ
また会えると信じて
道は分かれてしまうけれどね
心はつながっている


誰かが用意してくれた道を
歩いてるだけの私
君のように私も
いつか歩くべき道
自分で見つけられるのだろうか

このまま 甘えていたんじゃ
情けなくて 君に合わせる顔も無い
だから そう 私も歩き出す
出発はいつになるか分からないけれど

離れる事は そう 悲しい事じゃなくて
互いが輝くため
いつか笑って また出会えるさ
今より 大きくなって


君は君の選んだ道を信じてね
私も信じられる道を探すよ
きっと二つの道は いつか重なって
笑顔で会える時が来るから


新たな道へと 歩き出してく君を
笑って見送るんだ
本当は今すぐ
涙あふれてしまいそうなんだけど
「サヨナラ」じゃなくて
「ガンバレ」とだけ言うよ
また いつか会えるから
道は分かれてしまうけれどね
心はつながっている

#96 『恋なんて勘違い』

2010年09月30日 | 作詞作品集
(2010年1月28日アップ)

恋なんてものは
そう ほとんど勘違いさ
ひとりの寂しさに
騙されているだけさ


自分に自信持てず
うつむいている私
自分には無い強さを持ってる
彼に惚れたんだ

でも きっと この恋も
私の勘違いさ
絶対 つり合うはず無いのに
バカみたいに


格好の良い彼には
可愛い子がよく似合う
そして こんな私には
ひとりが一番似合う

へこんで終わるだけ
分かっているのに なぜ
性懲りも無く また
恋なんてしたのだろう


恋なんて幻
全ては勘違いさ
ひとりの寂しさに
騙されているだけさ

#95 『Happy New Year』

2010年09月30日 | 作詞作品集
(2010年1月1日アップ)

今日から また
新しい一年が始まる
昨日までと何も変わらない
この空の下だけど

「変わりたい」と思ってるなら
きっかけなんて そう 
何だって良い
年の変わりをきっかけにするのも良い

去年までの 嫌な自分や嫌な事は
スイッチひとつ リセットできる

新しい扉を開けよう
希望を込めた手で
その向こうには 苦しい事も 
もちろんあるけれど
365日後 笑えているように
今日からの日々 一歩ずつで良い
大切に進もう
Happy New Year


過ぎてしまった時間は
もう 取り戻せない
塗り替える事だってできない
時間は進むだけ

だから 後悔なんてものは
するだけ無駄なんだ
嘆く時間があるくらいなら
「これから」を考えよう

失くしたものは また作れば良い
忘れたものは 思い出すまで
突っ走れば良い

新しい太陽(ひかり)を浴びて
道を切り開こう
まだ見た事もなかった自分
きっと出会うから
何十年後かに きっと
誇れる「今」にしよう
今日が新しいスタート地点
大切な記念日
Happy New Year

#94 『もうキミのとなりには』

2010年09月30日 | 作詞作品集
(2009年12月1日アップ)

会いたくても 触れてたくても
戻れない キミのとなりには
ため息混じりの白い吐息
力無く 消えていった


最後の一枚だけ残っている
壁に掛かったカレンダー
今年も もう
街はクリスマス一色で

二人で暮らしていた この部屋は
私一人で住むには広すぎるね
引っ越しする気力も無いけど

日常茶飯事だったケンカも 
もう できなくなって
今日も一人きり 街へ出かけてゆく

会いたくても 触れてたくても
戻れない キミのとなりには
ため息混じりの白い吐息
力無く 消えゆく
もしあの時 もしも互いに
もう少し 素直になれたら
今頃 二人で手をつないで
この道を歩けたかな


大きな街のツリーを指さして
ほほ笑み合うカップルたち
眩しすぎて
つい 目をそらしてしまうよ

何が喜ぶか 
あんなに悩んでいたプレゼント
だけど今年は悩む必要も無い

きっと今は 別の誰かがいるよね
キミのとなりには
今さら どうにもならないけど
胸がまだ 痛むよ
もしあの時 もしも私に
もう少し 可愛げがあったら
今頃 優しいキミの腕に
包まれていられたかな?


会いたくても 触れてたくても
戻れない キミのとなりには
ため息混じりの白い吐息
力無く 消えゆく
もしあの時 もしも互いに
もう少し 素直になれたら
今頃 二人で手をつないで
この道を歩けたかな?

#93 『彷徨うLabyrinth』

2010年09月30日 | 作詞作品集
(2009年11月1日アップ)

叶えたい夢 追いかけて
この都会(まち)に出てきたけれど
重ねる日々に反比例して
夢はどんどん小さくなってく

輝ける人なんて ほんのわずかで
きっと僕は その中には
入れないんだと決めつけ

彷徨うLabyrinth
夢なんて どうせ叶わないと俯いて
逃げ道ばかり探してる
そんな僕はきっと
Can’t get light & delight
出口は遠い


こんな時代が悪いとか
元々 才能が無いとか
言い訳を並べてみては
ドミノのように崩れてく日々

失うものがあるほど 立派に生きてない
だから きっと何も恐れず
進んでゆけるはずだろう

彷徨うLabyrinth
抜け出せる術は 前に進む勇気だけ
時間は決して 無限じゃない
迷い捨ててゆこう
Look for light & delight
出口 目指して


輝くという事は きっと
光が当たる事じゃなくて
そう 自ら 光を放つ事だと
気付いているんだ

彷徨うLabyrinth
抜け出せる術は 前に進む勇気だけ
失うものは何も無い
迷い捨てたならば
Can get light & delight
出口は近い

#92 『野良猫のぼやき』

2010年09月30日 | 作詞作品集
(2009年10月1日アップ)

ビルとビルの隙間を
今日もまた すり抜けて
この街の隅っこで生きてる 
僕は野良猫

ポイ捨てされたゴミに
散歩道は汚され
空き地が減ってくから
居場所も無くなってく

作っては 捨ててみたり
建てては 壊したりと
なんだか ヒトたちがしてる事は
無駄や矛盾ばかりだね

この街は この地球は
ヒトたちだけの所有物(もの)じゃない
いろんな生命(いのち)が共に生きてる事
忘れないで欲しい
野良猫のぼやき声が
届くはずもないけれど
自然が広がる
明るい未来の姿を願うよ


そう ヒトたちは なぜか
いつも 僕たちの事
邪魔者扱いする
お互い様なのにね

大きな車 走らせ
汚い空気 吐き出す
危険で ろくに道路も横断できなくて
困ってます

この街の この地球の
未来を考えるなら
小さな事で良い できる事からで良い
何かして欲しい
これだけ たくさんのヒト
溢れかえってるんだから
力を合わせりゃ
取り戻せるはずさ きっと自然を


この街は この地球は
ヒトたちだけの所有物(もの)じゃない
いろんな生命(いのち)が共に生きてる事
忘れないで欲しい

この街の この地球の
未来を考えるなら
小さな事で良い できる事からで良い
何かして欲しい
野良猫のぼやき声が
届くはずもないけれど
自然が広がる
明るい未来の姿を願うよ

#91 『Powerless Love』

2010年09月30日 | 作詞作品集
(2009年9月1日アップ)

君と約束してた 夏旅行
だけど 結局は行けなかった
忙しい仕事の所為じゃなく
心に余裕ない僕の所為で

「また今度でもいいよ」と君は言う
その優しさに 余計 僕の胸は痛む

愛してる気持ちを
言葉にはできるのに
目に見える形にできない
powerless love
いつか 君から
サヨナラ告げられても
仕方ないね 僕は


優しさと温もり くれる君
僕は何かを返せてるかな?
「好きな気持ちだけで嬉しい」と
君は優しいから そう言うけど

行き場なくした もどかしい思いは
回り続けている 僕の胸の中で

愛してる気持ちは
本当に本当なのに
説得力に欠けてしまう
powerless love
このまま君と
一緒にいて良いのか
疑問に思ってしまう


愛してる気持ちは
本当に本当なのに
なぜか時に迷ってしまう
powerless love
このまま君と一緒にいて良いのか
疑問に思ってしまう

好きな気持ちを
言葉にはできるのに
目に見える形にできない
powerless love
いつか 君から
サヨナラ告げられても
仕方ないんだ 僕は
こんな無力な 僕は

#90 『It's a party time』

2010年09月29日 | 作詞作品集
(2009年8月1日アップ)

さぁ 今夜はparty time
珍しくオシャレをしちゃって
期待し過ぎるのは
ムダだって分かってるけど


フラれたばかり
すごく寂しい日々
私 今すぐ抜け出したい
今夜のパーティー
「なんか良い出会いがあればいいな」
とか期待して

出会いは いつでも
そこら中に 転がっているさ
それを掴むか逃すかは 私次第

さぁ 始まるparty time
グラスを手にカンパイ交わして
期待し過ぎるのは
ムダだって分かってるけど
躍る胸 おさえられない


男子の質問
都合が悪ければ
平気でスルーするくせに
こっちの質問
ガンガンぶつけちゃう
容赦を知らない女子たち

好みや趣味とか仕事とか年齢とか
やっぱり少しは 
気になるの当然でしょ?

出会いのカタチなんて
この際 もうどうだっていいんだ
抜け出したい 寂しい日々
キッカケが何であっても
私は「運命」と呼ぶ


チャンスは そう いつだって
そこら中に 転がっているんだ

そう 今夜はparty time
珍しくオシャレをしちゃって
期待し過ぎるのは
ムダだって分かってるけど
躍る胸 おさえられない