周平の『コトノハノハコ』

作詞家・周平の作詞作品や歌詞提供作品の告知、オリジナル曲、小説、制作日誌などを公開しております☆

#202 『いつものビルの屋上で』

2020年08月30日 | 作詞作品集
仕事で辛い事
あった帰りは
必ず決まって
ここへ来る
いつものビルの屋上

若い頃 あの子と
よく来てた場所
見える風景は変わっても
思い出はまだ

傷ついた この胸に
懐かしい風が吹く
なぐさめが上手なのは
あの日のまま

街のカレンダー
また一枚めくれて
僕は今日に取り残されてゆく
だけど明日(あした)へと
進むために今夜は
優しく背中を撫でる
風を浴びて


夢を語り合ってた
ビルの屋上
叶っていたなら きっと今
横にあの子も

この狭い現実の
世の中で ここだけが
深呼吸できる居場所
あの頃から

街の秒針は
急ぎ足で進んで
でも僕は過去に縛られたまま
だけど未来(みらい)へと
進みたくて今夜も
優しく通り抜けてく
風を受けて

僕のカレンダー
めくるために今夜も
いつものビルの屋上
風を浴びて

コノゴロノコト 2020年8月号

2020年08月01日 | 日誌
皆様、こんにちは。
今年ももう8月になりましたが、今年はなんか季節がどうこうという年ではなくなってしまいましたね。
まぁ、周平は元々ステイホーム人間ですから、あまり関係ありませんが(笑)

さて、ちょうど1ヶ月前に公開した新曲『再起動』はお聴きいただけましたでしょうか?
これまでにないくらい、これまでが信じられないくらい、爽やかで前向きな曲でしたでしょ?

曲の後半には、これまでに周平が歌詞提供した楽曲のタイトル(もしくは一部)が3つ隠されていました。
『夢花』、『(恋の)切り札』、『足掻(き酒)』の3つです。
お気づきになりましたか?
うん? そもそもその3曲を知らない?
でしょうね(笑)

さぁ、果たして次のオリジナル曲はどんな感じになるのでしょうか?
来年2021年春くらいにはネット配信オリジナル曲第20弾を考えております♪

新曲『再起動』の完成後は、秋にスタートさせる何らかの企画の準備をしておりました。
スタートは3ヶ月先になりますので、今しばらくお待ちくださいませ。

次の更新は今月下旬。
2016年、2017年にビアガーデンマイアミ名古屋栄店限定販売のCDに収録されていた曲に歌詞を提供させていただいておりましたが、実は2018年も曲をいただいて歌詞を書かせていただいていたのです。
しかし、諸事情により残念ながらその曲は使われない事になってしまったのですが、2年半の時を経て、ついにその歌詞を公開したいと思います。
タイトルは『いつものビルの屋上で』です。
ビアガーデンマイアミ名古屋栄店は三越デパートの屋上にあるので、それを意識した歌詞になっています。
どうぞご期待くださらないでお待ちください!

【今後のブログ更新予定】

8月下旬 歌詞#202『いつものビルの屋上で』

9月28日 当ブログ開設10周年記念記事

10月中旬 何かのスタート予告

11月1日頃 何かがスタート