イベント初日。食堂の時計の針は午後3時をさした。
周平「さて、皆様お集まりでしょうか? これから第2問の紙をお配り致します。」
南門「いや、二瓶っちゅう奴がまだ来とらんで。」
金田一「彼、べつに推理好きというわけでもなさそうだったよね? まさか第1問ですら解けなくてギブアップとか?」
松居「ちょっと部屋まで呼びに行ってみようか。」
一同は二瓶の部屋の前まで行き、ドアをノックしたが返事がない。
南門「まさか寝てるんとちゃうか?」
金田一「ちょっと俺が窓の上から覗いてみますよ。彼、カンニングなんか恐れていないのか、恐れる必要もないのか、幸いにも窓は隠していませんし。周平さん、脚立とかありますか?」
周平が運んできたボロい脚立を使って、金田一は窓から部屋の中を覗いた。
金田一「し、死んでるのか? …二瓶君が口から血を流して、ベッドに倒れています!」
松居「なんだって!?」
村山「嘘でしょ?」
南門「何も問題が解けんかったくらいで自殺する事ないやろ…毒でも飲んだんか?」
金田一「周平さん、合鍵はありますか?」
周平「実は…先ほどから合鍵が見当たらないのです。キッチンの中の引き出しにいつも隠してるのですが…」
南門「なんやて? 普通ドラマやアニメなら、こないな時は皆でドアを打ち破るもんやけど、ボロいペンションのくせにドアだけは頑丈で打ち破れへんもんなぁ…」」
村山「もし合鍵が何者かに盗まれてたとしたら、まさか他殺って事?」
松居「犯人はそれを手にして二瓶君の部屋に入り、彼を殺した後でわざわざ鍵をしめて逃げたという事か?」
金田一「窓には鉄格子が付いていて、そこからは逃げられないし…」
周平「とりあえず時間なんで今から第2問の紙を皆様だけにお渡ししますね。」
南門「はっ?あんた正気か? 人が一人死んどるんやで?」
村山「そうよ~。でも… このまま今回のイベントが中止になるのも悔しいわぁ。」
周平「皆様にはどうしても私からのメッセージを受け取っていただく必要があるのです。」
そうして、予定より数十分遅れはしたが、周平の手により以下の紙が二瓶を除く参加者達へと配られた。
南門「なるほど、もう解けたわ。」
松居「あぁ、私も今回の問題もすでに解けたよ。法則性さえ見つければ簡単だ。でも二瓶君殺しの犯人はまだ分からない…」
村山「犯人はこの中にいるの?それとも外部の人間?」
金田一「犯人は絶対この中にいる!俺が絶対に犯人を見つけてやる。いとこの友達の友達のじっちゃんの名にかけて!」
周平「さて、皆様お集まりでしょうか? これから第2問の紙をお配り致します。」
南門「いや、二瓶っちゅう奴がまだ来とらんで。」
金田一「彼、べつに推理好きというわけでもなさそうだったよね? まさか第1問ですら解けなくてギブアップとか?」
松居「ちょっと部屋まで呼びに行ってみようか。」
一同は二瓶の部屋の前まで行き、ドアをノックしたが返事がない。
南門「まさか寝てるんとちゃうか?」
金田一「ちょっと俺が窓の上から覗いてみますよ。彼、カンニングなんか恐れていないのか、恐れる必要もないのか、幸いにも窓は隠していませんし。周平さん、脚立とかありますか?」
周平が運んできたボロい脚立を使って、金田一は窓から部屋の中を覗いた。
金田一「し、死んでるのか? …二瓶君が口から血を流して、ベッドに倒れています!」
松居「なんだって!?」
村山「嘘でしょ?」
南門「何も問題が解けんかったくらいで自殺する事ないやろ…毒でも飲んだんか?」
金田一「周平さん、合鍵はありますか?」
周平「実は…先ほどから合鍵が見当たらないのです。キッチンの中の引き出しにいつも隠してるのですが…」
南門「なんやて? 普通ドラマやアニメなら、こないな時は皆でドアを打ち破るもんやけど、ボロいペンションのくせにドアだけは頑丈で打ち破れへんもんなぁ…」」
村山「もし合鍵が何者かに盗まれてたとしたら、まさか他殺って事?」
松居「犯人はそれを手にして二瓶君の部屋に入り、彼を殺した後でわざわざ鍵をしめて逃げたという事か?」
金田一「窓には鉄格子が付いていて、そこからは逃げられないし…」
周平「とりあえず時間なんで今から第2問の紙を皆様だけにお渡ししますね。」
南門「はっ?あんた正気か? 人が一人死んどるんやで?」
村山「そうよ~。でも… このまま今回のイベントが中止になるのも悔しいわぁ。」
周平「皆様にはどうしても私からのメッセージを受け取っていただく必要があるのです。」
そうして、予定より数十分遅れはしたが、周平の手により以下の紙が二瓶を除く参加者達へと配られた。
南門「なるほど、もう解けたわ。」
松居「あぁ、私も今回の問題もすでに解けたよ。法則性さえ見つければ簡単だ。でも二瓶君殺しの犯人はまだ分からない…」
村山「犯人はこの中にいるの?それとも外部の人間?」
金田一「犯人は絶対この中にいる!俺が絶対に犯人を見つけてやる。いとこの友達の友達のじっちゃんの名にかけて!」