周平の『コトノハノハコ』

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#120 『それでも生きてゆこう』

2012年03月11日 | 作詞作品集
生まれてこなければ
楽だったとか
思いたくないけど
「生きる」って大変で

神様は時々
意地悪もする
僕らの大切なもの
奪ったりもする

それでも明日へ向かって
生きようとする理由(わけ)は
涙の数より笑顔が
多くあると信じるから

生きて 生きて 生き抜こうよ
星になった人の分まで
この地に生き残された
その意味を噛み締めて
明日がやって来る事は
決して当たり前じゃないさ
感謝しよう 此処にこうして
立っていられる事を


守りたい愛や夢
信じる正義
踏み躙られる日も
時にはあるだろう

一人で生きてる世界じゃないから
もどかしく
一人で生きてる世界じゃないから
心強くて

僕らの目で見に行こうよ
明日の世界の姿を
意地悪なんかに負けない
強さを握り締め
忘れたくない思い出も
忘れたい記憶も背負い
生きてゆこう 生きなきゃいけない
どんな事があっても


挫けて下を向いてたら
天国から いつも
見守ってくれてる誰かに
顔向けできないだろう

生きて 生きて 生き抜こうよ
時に辛くもなるけれど
この地に生き残された
その意味を噛み締めて
生きて 生きて 生き抜こうよ
星になった人の分まで
僕らは
まだ生きなきゃいけない
まだ生きてゆきたい

2 コメント

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1年 (優帆)
2012-03-11 14:37:06
震災から1年が経ちましたね。

作品、読んで聴かせて頂きました。


一年前から今、そして未来への被災地を思うと今もやるせなく、自分の在り方に疑問を覚える事はあります。


でも、私は私の居場所で、大切な人たちの為にやりたい事、やるべき事を頑張る生き方が、私の中での正解で。
それを疎かにしたなら、私が生きたい道に反してしまう。
自分にとっての正解を最優先にしたい。

そんな思考は、被災地を思ったなら、利己的で自己中心な考えかしら、と言う葛藤はあり、時にとても悩んだ1年でした。


丁度昨夜。
3月11日を目前にしながら、私の中には、私の明日や近い未来のことしか頭になくて。

それに気がついたとき、とても罪悪感を覚えて、恥ずかしいな、と感じて。
誰かに、申し訳ない、と思いました。



けれどそのタイミングで、この歌詞を読んで、どこか、自分を赦せる気がして。


無論、昨年の今日のことは忘れられず、忘れようもなく、力になれるチャンスを願います。

でも今は、自分の今を頑張って生きても悪いことじゃないのだと。勇気が復活しました。

ありがとう(^-^)/


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>優帆さん (周平)
2012-03-11 23:33:58
真剣に読んで、そして聴いてくれてありがとう♪

うん、結局誰もが他人の人生は歩めないし、他人の分も歩んだりはできないのだと思う。
でも自分が当たり前に歩んでいる今の道を歩めない人も居る。その人に恥じない、堂々と顔向けできる生き方をしなければ!とは思います。
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