島根の地酒居酒屋 『朔屋(さくや)』の楽屋裏。

島根の松江にある居酒屋店主が、日本酒にまつわるお話を、面白おかしく、てきとうに書き綴ってまいります♪

弥栄仙人に会ってきました。

2009年07月28日 | Weblog
前回の続きになります。

大雨の降りしきる中、石見に向かっていいましたが、なんと石見に到着と同時に、奇跡のごとく晴れ間が見えてきました。

そして無事一行は、開春の竜馬さんと、浜田の「いたもと酒舗」さんで合流できました。

が!なんと竜馬さんがオシャレになってます・・・。

なんかちょっと、2割り増しぐらいで男前に見えます。(これホント)

竜馬さん、結婚してほんと~~~~~に良かったですねぇ。。。




そして、今回の真の目的である民宿「夢楽苦人の家・心舎」さんに、お邪魔しました。

夢楽苦人の家・心舎さんは、弥栄村の一番奥にある民宿で、雲と同じ目線にある標高600メートル以上の場所にあります。

まさに目の前に雲が広がっていました。

詳しくは、こちらをどうぞ。



一行はさっそく居間でくつろぎます。

旅の疲れも、さっそくぶっ飛びました。

そしてこちらが、弥栄の仙人こと、鴻池さんです。



都会の水が体に合わないという理由から、水道の無いこの弥栄の地を、探し回ってやっと見つけたそうです。

こんな大自然の地下から、くみ上げられるお水は、まさにダイヤモンドが溶けて液体になったかのような、神々しくもあり美しくもある、超神水でした。



突然便器ですみません。

なぜ便器かというと、この便器取り付けて以来5年間、一度も掃除をしていないのに、こんなにピカピカです。

水垢というものも無く、きれいな水が勝手に掃除をしてくれるのだそうです。

これには驚きました。



それでも、奥さんと二人でこの家に着いたときには、もちろん水も無く床もボロボロ、雨漏りはするわで、とても人が住める状態ではなかったそうです。

山水の水道が出来るまでの4ヶ月間は、ず~と下のほうにある川から水を汲んできて、甕にためて濁りが沈殿してきたら使用していたそうです。

そのほかにもたくさんの苦労をされてきました。

熊が冬眠していた話や、家の中にイタチやらムササビなどが暴れていた話など、面白おかしく話していただきました。

それでも、いま健康に暮らせるのは、この自然がはぐくんでくれたお水のおかげだと、鴻池さんはおっしゃってます。

さすが仙人、言葉に重みがあります。

興味のある人は、一度行かれてみてはいかがでしょうか。



ちなみに、このお風呂は夜天風呂といって、夜の星空を眺めながらゆっくり浸かれる五右衛門風呂です。

贅沢とはまさにこのことです。



夜も深まり団らんのひと時。

四時くらいから宴会をしていますが、すでに12時をまわっています。^^;



そして朝も豪華な朝食をいただき、幸せいっぱいな気持ちで、民宿「夢楽苦人の家・心舎」さんをあとにしました。

鴻池さん、奥さん、最高のもてなしをありがとうございました。。。



以下おまけです。



竜馬さん、慶子さんで「慶びの竜」です。



奥さんの慶子さん、色々お話を伺いましたが、本当にステキな人でした♪

どうか末永くお幸せに。。。

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