家で「人生の整理」をしていたら、懐かしい本を発見!!
おそらく37年くらい前に購入したもの。
当時はこれを見ながら、窓から「霊山」が見渡せる2階の自分の部屋から
ギターをよく弾いたものでした。
この本の最初にはこんなものが手書きで書かれています。
当時の井上陽水さんの心情なのでしょう。
★ ★ ★
子供の頃、母から割合厳格な教育を受けた成果、他人を見る目が僕の杯、非常に冷たい。
相手のミスや醜い所があると呪うように見てしまう。他人の失敗を探すように歩き、他人のいたらない点を嗅ぎつける様に生活してきた。
「なぜ、こいつはこんなにいやな奴なんだろう」、
「なぜ、あいつはこんなに醜いのだろう」と感じながら生きてきた。
でも最近、そんな事を思う自分自身が最低の人間に思えてきて、、なさけなくなる。
どうして他人の短所をあたたかくつつみ込めないのだろう?重箱のスミをはしでつついていくのは本当につかれた。他人の短所をせめる時ほど、自分の短所を感じることはない。
あ~~君
僕の前で「つば」をはいてくれ。
僕の胸の中で「アカンベー」をしてくれ
もう、きみをひどい人だとは思わないよ
僕自身の為に
井上陽水
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