パルコ劇場「フール・フォア・ラブ」観劇

サム・シェパード原作「フール・フォア・ラブ」をパルコ劇場にみに行って来たよ。

この作品はN.Y.でのワークショップで課題の一つになってたものだったので、一度みてみたいと思ってたんだ!
しかも今回は出演：寺島しのぶさん＆香川照之さん、演出：行定監督ってことで、どんなお芝居になるのかとても楽しみにしてたんだ☆
初パルコ劇場は、いい感じの広さで、舞台のセットはアメリカの映画に出てきそうなモーテルの一室とその看板。
うわー!なんかこれだけで超ワクワクして来た♪
舞台が始まる直前の暗転の中、一人にやにやする私。（絶対こわい(笑)）

さて、舞台はというと、、
う～ん～なんかなぁ。わからん！
台本じゃなくて、舞台の上の熱（っていうのでしょうか）のバランスなのかしら？？
よくわからないけれど、さっきまでワクワクしてた気持ちがすーっと引いてしまって、こんな自分の現象に悲しくなったくらい。
役者さんの役への入り方は気迫充分でかっこいいんだけど、舞台全体でみるとテレビを見ているような気分でドキドキ感が鈍くなるの。あんなに熱く演じてる役者がいるのに、どこか死んでる感じ（あーごめんなさい！！でもリアルな感想なんだ（泣））
それだけ完成度が高いってことなのかなぁ？？
うむうむ。。まだまだ私の観劇修行が足りないのか。
いろいろ考えさせられた舞台でした。