映画「14の夜」足立紳監督

足立 紳監督「14の夜」鑑賞。

鑑賞後、一緒に行った女優友達とともに足立監督と記念撮影させて頂きました

1987年、中学3年生の主人公が経験した、

しょうもなくてほろ苦くて清々しい一夜の出来事を描いた青春ドラマ。

もぎたてフレッシュフルーツのような、愛しい中学生達。

柔道部だけどプロレスごっこしたり、
幼馴染のおっぱいに目が釘付けだったり、
AV女優のサイン会の噂に色めき立ったり、
ビデオショップのアダルトコーナーの入り口でもめたり、、、

しょうもなくて可愛いなぁなんて油断していたら、

ピュアだからこそ核心をつくセリフがシーンに散りばめられ、

ふいに大人の胸に刺さってくる。

何気ない一言に胸がヒリヒリすることも。

「...その他大勢の中でも下の方...」

というセリフ、ゾッとするほど印象的だったなぁ。

足立監督のシナリオの巧さに改めてうなりました。

あと、80年代ならではの美術もとってもツボでした。

主人公が食事の時に使ってた「ペンギンズ」のグラス、うちにもあったなぁ〜と嬉しくなったり。。

観終わった後、

お〜、やられたぜ〜！と気持ちよくガッツポーズできる素敵な作品でした


追伸:
アフタートークでの主演の犬飼くんがとても利発で素直で瑞々しく、


(真ん中の男の子です)

「素晴らしい〜あんな息子が欲しい〜」

と呟いたら、

「さなえちゃんが産む息子は確実に面白くなっちゃうから無理だな（笑）」

と友人に失笑されました。

なんでやねん！