皆さまへ、当面、不規則な
書き込みになります。
下記は、今の状況です。
ーーー放念ください。
読まれる方は、心情をお察しい
ただければ
幸いでございます。
・・・・・・・・・、
「生きている心臓」の中で
加賀乙彦さんは、主人公・天木
友作 に次のように語らせている。
「医者なんてのは無力な存在で
してね、病気を治す力にも限界
があります。
それに、病気が治るのは、医者
の力ではなく、患者さんの中に
ある不思議な力によるのです。
医者はただその不思議な力に、
医学の小さな力を加えるだけです。
「16世紀のフランスの有名な外科医、
アンプロワーズ・パレも『私が処置し、
神が治した』と言っています」
そう告げられた患者は、「ぼく、の
中にも」とあえぎながら
「その、不思議な力が、ありますか
」 と尋ねた。
「もちろん、あります。肉体 の力
と同じように、心の力も あります」。
「なんとしても生きよう」「病気に
なんか負けてなるものか」 という強
い情念がある限り、 どんな重い病か
らも立ち直る ことができるのが
人間です。
それはなにも病気だけのことで
はなく、すべてのことの成功と
失敗を分ける大きな力の源泉 です。
人は心理の動物です。「できる」
と思えば成功し、「ダメだ」と思
えば駄目になるだけのことです