鏡は、昔から、魔法に
使われていました。
鏡には、人にエネル
ギーを与える不思議な
力があるのです。
朝、顔を洗うから、鏡を
見るのではありません。
朝、鏡を見ることで、あな
たの一日が決まるのです。
『朝、鏡を見て、
とびきりの笑顔で笑おう』
鏡は、昔から、魔法に
使われていました。
鏡には、人にエネル
ギーを与える不思議な
力があるのです。
朝、顔を洗うから、鏡を
見るのではありません。
朝、鏡を見ることで、あな
たの一日が決まるのです。
『朝、鏡を見て、
とびきりの笑顔で笑おう』
四十六歳になる婦人が乳がんと
診断され、しかも手遅れで、あ
と数か月の命と宣告された。
婦人は、父親の故郷である山口
に旅し、旅から戻ると、大学生
と中学生の二人の息子に向けて
自分の生い立ちや生き方などを
書き綴った。そして、母親がい
なくなっても困らないようにと、
息子たちに料理を教えた。
「交通事故で突然死ぬことを考え
れば、むしろありがたい、やるべ
きことはすませられるだから」と、
気丈に自宅で闘病生活を送った。
最期の一か月は、美しい母親と
しての思い出を残したいから
日々衰える姿を見せたくないと、
息子たちの病室への入室を禁止
した。
やがて婦人は亡くなり、地元紙
の広告欄には、訃報とともに
「この度、私は病気により急ぎ
旅立つことになりました。・・・
皆様に、心からお礼を申し上げ
お別れをしたいと思います」
という自筆のお別れの言葉が
掲載された。
誰にも死は訪れます。取り乱して
いたずらに時を過ごすのではなく、
死をきちっと見据え、
自分はこれだけのことをしたと胸
を張れるように、今をしっかりと
生きたいものです。
家族の変化、それもとても
小さなものに、一番敏感な
のは母親だろう。赤ちゃん
から子どもへ。抱ける抱け
ない、という自分の腕で感じ
とる変化。子どもが自分の
手からだんだん離れてゆく
ことへの、一抹の寂しさ。
「人を使うに、我が心の如く
せんと思わねば廻らないもの
なり。
叱れば道理と思いながらも
恨み僻み、厳しく使えば目
を盗み、
緩過ぎれば怠け、あまき
言葉に乗る。
仕末に困るもの故に、人を
使うは身を使うなりという
述懐も起るなり」
「それ人を使うには、我が身
を顧るを要す。慈悲を本とし、
少しの過ちは見すごし、
大切なることは少しも赦さず、
言葉を慎み、行正しく、法に
過ぎて使わず、使うべきには
必ず使う。
かくして依怙なければ、情に
感じて心服するものなり」
(常盤貞尚『民家分量記』
人間の弱さ、ずるさを十分に
理解した上で、人を使うには、
まず我が身を正すことだと
力説している。
リストラという名のもとに
様々な中高年齢者いびりが
見うけられるが、そうした
経営者を見る社員や社会の
目は厳しく、その裏で本当に
大切なものを見失っている
ことに気がついていない。
これからの知恵の時代を勝ち
残っていくには、人材こそが
勝負である。
そんな企業に、優秀な人材が
集まるとは考えられない。
花が咲き、実るかどうか、
それは知らない。けれど
私は「夢の木実」を、な
おいつくしみ続けよう・・・。
“愛は事(じ)なり」といえり”
「愛とは、相手に合わせる心で
ある」
恋愛中は、彼女(彼氏)の
趣味や行動に自分を合わせる
ことがまったく苦ではありま
せん。
たいくつな恋愛映画を観に
行って二人で感動したり
します。
ところが、結婚して10年も
経つと、結婚当時の熱い思い
もさめてきて、お互いに相手
に合わせることができなく
なります。
「愛」とは、恋愛や夫婦愛ば
かりでなく、親子愛、師弟愛、
友愛など、さまざまであるこ
とは言うまでもありません。
また、「事」とは、同事の心です。
同時の心とは、自分の立場を
捨てて、相手と同じ境遇に
なって協調できる心のこと
です。
社会生活で言えば、立場が上
の者や弱者を守ることです。
たとえば、医者で言えば、患者
に対して専門家の義務を
果たしながら、患者の目線
になり治療をすることです。
これは、親が子に対して、
教師が生徒に対して、上司
が部下に対して、役人が
市民に対して、
あらゆる人間関係において
必要なことです。
もしも今、夫婦関係が停滞
気味でしっくりいかなくて
も、セックスレスでも
お互いに同時の心を実践す
るだけでもそれは改善でき
る。
「愛は事なり」といえり。
夏の名残りがまだどこかに
漂っている 秋の初めの
日曜日の午後 海を見にゆく
古本屋のかえりも
海を見にゆく
あなたが病気なら
海を見にゆく
こころ貧しい朝も
海を見にゆく
ああ 海よ
大きな肩とひろい胸よ
どんなつらい朝も
どんなむごい夜も
いつかは終わる
人生はいつか終わるが
海だけは終わらないのだ
かなしくなったときは
海を見にゆく
一人ぼっちの夜も
海を見にゆく
月光とは違って、ペンキは
不透明な白である。表面だけ
をまっ白にして、もろもろ
の汚れや黒ずみを塗り込めて
しまうことへの不安。
とりつくろって安心してい
るほうが楽なのにそれがで
きない。
そのまつ毛の下の、一見
優しそうに見える瞳が発
する、一見意地悪そうな
視線が、好きだった。
愛してると
言ってほしいなら
いうでも言う
誰の前でも
誰の後でも
私は私
あなたと私でなれるものすべて
他のだれにも似ていない
かけがえのない
私たちそのもの