追憶ーディーナに捧ぐー

本日のお天気は曇りのち晴れ

最低気温20度、最高気温27度。

朝のうちは薄雲りでしたが昼には青空が広がり

久しぶりに良いお天気となりました。







今も青空が広がっています。

今日は一日曇りの予報でしたけど、

久々にお日様が出て気持ちよかったです。



ディーナにかかりきりでいた間に、

クレマチス マダム・ジュリア・コレボンが2度目の花をたくさん付けました。







亡くなるころだったか、スイートオリーブの花が咲いて、

今もいい香りを放っています。







亡くなった時の朝に一斉に花を咲かせました。







いつもは順に花が咲いていたのですが不思議です。

1つだけ咲いていない房が残っています。







本日の夕陽です。







雲が出ていないと思っていたのですが、薄雲が出ていたのですね。







久しぶりにきれいな夕陽が見られました。







そして今日は焼けました。







面白い形状の雲が出ていて、角ばっていたり、







下から渦巻き状に立ち昇っているような雲が見られました。







きれいな夕陽と夕焼けが見られました。

明日から4日間の天気予報は傘マークが付いています。

また夕陽はおあずけになりそうですね。



*****


ディーナが我が家に来た時の事や今までの事を

記しておこうと思います。


ディーナは3兄弟で、都内に住んでいる時に近くの公園で保護しました。

きっかけは娘の幼稚園でクリスマス祝会と言うのがありまして、

衣装を着て盛大に行われます。

その時には園に生地屋さんが来て布を販売。

先生のデザイン画を元に型紙をとってお母さんたちは衣装を作ります。

そんな衣装作りの佳境に入ったころでしたので、夫は娘を連れて公園に。

公園に行ったら子供連れのお父さんが多くて、お母さんが

少なかったとか。

皆さん考えることは一緒ですね。


その公園で3ニャンを見つけてしまったわけです。

衣装を作り始めてすぐに夫から電話が。

段ボール箱を持ってすぐ来て！

そうそう段ボール箱なんか狭い家に置いてあるわけでもなく、

小さな子猫だと言っていたので、大きな紙袋を持って

自転車で走る！

行ってみたら小さなとっても汚い子猫が3匹。


箱は見つからなかったと伝えて紙袋に入れようとしたけど、

あまりにも活発で出てきてしまう。。。

夫は飼い主の乗って来た自転車に娘を乗せて家に戻り、

娘を実家に預け、段ボール箱を探し、車で戻ってきました。


その間、飼い主は子猫の事を見ていたのですが、

白黒柄の2匹が足元に寄ってきて、いきなりGパンを履いた

足に飛びつき登ってきた！

いくら下におろしても繰り返し登ってきました。

その様子を少し離れたところで座って見ていたのがディーナです。

小さい時からとても思慮深い猫でした。


子猫が人間の足に登って来る。

普通だったら逃げると思うのです。

完璧に人間に捨てられたなと思い、

どうにかして助けたいと思いました。


その白黒柄の猫がジェイクとロイ君です。

ジェイクはこのブログを始める前に心臓肥大で亡くなりました。

お母さんのお腹に居るときにそういう心臓で産まれてきた子です。


この3子ニャンのあまりの汚さに、家に連れて帰ってから

着ていたものをすぐに脱いで洗濯しました。

何を持っているか解りませんから、ほかのニャンズとの

接触は避けなければなりませんから。


家の保護猫が来ると代々使っていたゲージをきれいにして

子猫用のトイレも用意して中に入れたら、

ロイ君がいきなり猫砂を食べ始めた。。。

お腹の中で固まったら大変！

急いで口から掻き出し、事なきを得る。


飼い主がゲージなど用意している間に子猫用フードがなかったので、

夫がミルクや離乳食を買い戻ってきました。

ミルクを作ったらすごい勢いで飲んでいました。

おしっこも出て、翌日にはうんちもでて一安心。


そう言えばこの3ニャンが来る前にゲージを使っていたチビチビが、

夜になるとゲージに自ら入って寝ていました。

ゲージに入りたくてゲージの前を特に夜になると

ウロウロしていたのが印象的でした。


この日からこの小さな命を守ることになりました。

ディーナはコクシジウムがおり、これまた3兄弟で

移しっこをして落ちるまでに少し時間がかかりましたが、

3時間～4時間ごとにミルクを与え、

3兄弟は元気に育ちました。


その間、飼い主は衣装を縫わなければならず、

ミルクを数時間ごとにあげなければならずで、

クリスマスの日に高熱が出てダウン。

娘の幼稚園の祝会には出席できましたが、

家でのクリスマスは寝込んでおりました。

今思うと懐かしい思い出です。



今年1月に撮ったお写真です。

おもちゃで遊ぶディーナ。







前月に病院へ行ったときはご飯を食べなかったのですが、

この時には食欲が戻って普段通り遊んでいました。



目が涙目です。







この3兄弟は口内炎を持っており、ジェイクとロイ君は

歯を抜かねばならなくなりましたが、

ディーナだけは麻酔を使うことができませんので、

顔が腫れたときは病院へ連れて行き痛み止めなどで

その都度対応していました。

そんなことでよく涙目になっていました。


闘病中にお顔をきれいにしようねと拭くと頭をそらしましたが、

ゴ～ロゴ～ロと喉を鳴らしていました。

飼い主が気にかけてしている行為は苦手でも

この触れ合いがうれしかったのだと思います。



こちらは3月のお写真。

低反発の大きなベッドのカバーを換えたときに一番乗りで

ご満悦のディーナ







この後にチビチビも来て一緒に乗っていました。







このベッドで毎日チビチビと一緒に寝ていました。







ディーナが具合が悪くなり始めたときは、

ゲージの最上階で寝るようになりました。

またロイ君が高いところには登れなかったハズなのですが、

急に元気になり、ソファーやこの低反発ベッドにも登れるように

なったのは喜ばしいことですが、ディーナがベッドで寝ていると

ロイ君が上に乗るようになり、ディーナが唸ったり鳴いたりする度に、

飼い主が何度もロイ君を下しに行っていました。

具合も悪いし、元気になったロイ君が遊びたくてちょっかいを出すので、

ゆっくり寝ていられなくて、ゲージに行ってしまったのだと思います。



ディーナ、時々はソファーでも寝んねだったよね。







ディーナの亡くなる5日前くらいだったかな。

飼い主が床に座り、まさにこの場所できちんとディーナが

手を揃えて伏せした状態で長くお話をしました。







その間、ディーナはゴ～ロゴ～ロと始終喉を鳴らして聞いていました。







ディーナのゴロゴロの音はどの猫よりも大きく、爆音って感じでした。

それをもう聞くこともできないのはとても寂しいです。。。


保護した時のディーナは小さくて可愛らしくて、

可愛がったのですけど、ディーナは夫が好きでした。

ジェイクは飼い主にべったりでロイ君は娘が大好き。


ディーナよくちょこまか動き回るので、なかなか写真が撮れず、

また写真を撮れてもとても陰険なお顔なのです。

お葬式の時に、夫と二人で両者で撮った写真でいいお顔の

写真を探しましたが、どれも陰険そうなお顔。

そして口内炎で歯もよくなかったので、

牙が邪魔して変顔も。。。

本当は目がクリッとしてラブリーなお顔なのですけどね。







いつのころからだろう…ここ数年だと思いますが、

ある日突然ディーナが飼い主にゴロゴロと寄り添うようになりました。

可愛がっていた割には愛想の悪いディーナでしたが、

飼い主はそれがうれしくって、仲良くできる日が来たのねと

とても喜びました。







今考えると誰かほかのニャンズが亡くなった時だったのかも知れません。

何故かと言いますと、ディーナより年上のチビチビが

ディーナが亡くなってからベタベタです。


闘病中の器がキッチンにそのまま置いてあります。

普段使っていた器はディーナのお部屋の定位置に置いてあり、

ご飯の時間には食べるニャンズの名前を呼びながら

ご飯を入れるのですが、ディーナの器にも名前を呼んでご飯を入れています。

四十九日までは居ると思っていますから。


それでも、食事の時間になると、居ないのを思い知らされます。

闘病中は姿を見ることができたので、

治ったらいっぱい食べてもらおうという気持ちでいます。

療養食をあげているので食事を出しているのは変わらずなのです。


姿がなくなると特にウェットフードは用意する量が違っています。

もちろん今でも少しだけ器に入れていますが。。。

（チビチビかロイ君がそれだけ拾って食べています）

色々な面において、やって来たことがなくなり、

手持ち無沙汰と言いますか、やることが少なくなって

それもさみしく感じます。





ディーナ、家に来てくれてありがとう。

そして一緒にいてくれてありがとう、愛しているよ







後はディーナとの約束を果たすために飼い主は精進です。

飼い主が上に行った時には必ず再会を果たしますので、

それまでに飼い主はもっとしっかりせねば。

でもたまには、お家にお仕事ではなくて

遊びに来て欲しいな。


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