Carpe Diem

シンシナティ大学で都市計画を勉強していた、ある大学院生の物語。現在はマンハッタンで就活。

2050

2011-07-24 10:58:12 | daily life
7月20日(水)、世界銀行のイベントに参加してきた。

詳しくは
「世界銀行東京事務所>イベント」

Road to Rio20「貧困削減のために、リオ+20が達成しうること」を
テーマにオックスファム・ジャパンの山田太雲氏が講演をしてくれた。

そこではミレニアム開発目標(MDGs)とリオ+20を解説したあと、
世界の貧困問題や環境・資源問題を表やグラフを用いてプレゼンしてくれた。

そこで特に印象に残ったことが2つある。

一つ目はマクロ経済の伸びだけでは貧困は解消されないということ。

ここでのマクロ経済とはGDPやGNPなどの経済指標をさす。
その理由としては、
一国の経済の成長してもお金持ちはさらに富み、
貧困者はさらに貧しくなるという構図なため、
貧困者は減少するどころか増えているということ。
その対策として21世紀では単にお金を増やすことでなく、
自然資産、社会資産、人的資産、有形資産などの指標を
重視していくべきだという方向性を提示してくれた。

2つ目は2050年の理想的な世界の資源配分について。

2010年は地球が再生できる環境資源より
私たち70億人の消費が上回っているうえ、
最貧層の20%の取り分は非常に少ない。
これを2050年には90億人(予想される人口)の消費を
再生可能な環境資源内に抑えて、さらに最貧層の取り分を
もっと増やすというのを目標としている。

いま20代の僕たちは2050年には60代になる。
その時に自分たちの子供たち、孫たちに希望のある世界を
見せることが出来るのだろうか。
それはきっといまの僕たちにかかっている。


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internship 2012

2011-07-24 09:52:58 | study abroad
アメリカの次はタイに行くことになりました、、、

お会いしたことのない先生からの1通のメールが
来年の夏のインターンシップ先、そして修士論文のテーマを決定した。

そのメールによるとタイのMahasarakham Universityと協働で
3ヶ月間タイで都市問題に関する調査を行い、
その結果を論文として発表するようだ。
なんと航空券以外の費用は全てタイの大学から支給されるとのこと。
そして各大学でそれぞれ2人の大学院生がそれに参加できる。

そのメールには
Given your background and interests,
I think you would be ideal for this project.

(あなたのバックグラウンドと興味を考えると、
 あなたはこのプロジェクトに理想的だと考えます。)と、、、
いやー、照れますがな(笑)

正直なとこ参加するかどうかの決断は少し迷った。

インターン先はふつう大学院に入ってから決めるものだし、
その方が多くの選択肢の中から自分に見合った場所を見つけやすい。
またまだ一度もお話もしていない先生との相性なども気になった。

しかし、
プロジェクトをこれから立ち上げていくことへの刺激、
修士論文により長い期間集中することが出来るという可能性、
そして先生の熱心な誘い。
それらの要因を考えるとリスクよりもリターンの方が大きい!!

なので先生に参加しますとの内容のメールを送った。
これで来年の夏ははれてタイに行きます!
タイ語を勉強せんと!
それではขอบคุณ สำหรับ วันนี้ ครับ/ค่ะ(Khobkhun Samrab Wannii Krab/Ka)


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