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サロン経営の羅針盤

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連載・儲かるサロンづくりの羅針盤。

2018-06-09 09:33:54 | 日記
37.個人が巨万の富を築ける時代!
未来予測学者として有名なアルビン・トフラーは、『未来の衝撃』や『第三の波』で、今日の情報化社会を予測し、我々に警告を発し続けました。その後も『パワーシフト』、『富の未来』を発表しました。

今日の資本主義経済の問題を正確に分析し、その知性は現代の巨星と言っても過言ではないでしょう。
 アルビン・トフラーの凄さは、現場に入って事実を良く観察し、人々の生活の動きを実際に肌で感じ取った上で、世の中が動いていく方向を描き、それが着々と現実となって我々に迫ってきたことです。

1980年代の日本の高度成長期に、アルビン・トフラー氏が『第三の波』を書いた近未来の姿は、インターネットの普及によって現実のものとなって我々の社会を大きく変えています。
第一の波である農業生産社会から、第二の波で工業生産の時代になり、世の中のあり方が変化し、人々の生活が一変しました。
そのような時代に、既に次の第三の波である情報化社会が世の中を根底から変えてしまうことを予測しました。

情報が「富の価値を生んでいく」という姿は、今日のあらゆる分野で見られます。そこにインターネットの普及が大きく影響しています。
日本は第二次世界大戦で敗北し、ゼロから再スタートしましたが、1980年代に高度経済成長を果たし、ジャパン・アズ・ナンバーワンと言われ、世界から注目と反発をされるようになります。

しかし、その大絶頂期に徐々に世の中が変化していることに気がついた人はほとんどいなかったということになります。
パソコンを使って現在のSNSの元が出現したのはこの頃でした。この時に、これからは情報を誰よりも早く握った者が勝者になって行くと予測し、そのことを緻密に分析し整理して世の中に発表したのがアルビン・トフラーです。

第二の波に成功した日本は、バブル崩壊後この20数年間に第三の波に乗り遅れた形です。日本の成功に危機感を持った超大国アメリカは、その後マイクロソフトやアップル、グーグルなどでIT産業を主導し、新しい時代の先頭を走ることになります。
少子高齢化の先頭を走っている日本も、ようやくこの流れを意識した動きが活発になってきたように思います。

福岡市が、それを牽引する「特区」になったのも、その表れでしょう。現在は大量生産時代から個人の好みに合わせた少量多品種生産時代へ移りつつあります。これは何を意味するか?「個人が巨万の富を築ける時代である」ということです。つまり、「インターネットの活用で個人が巨万の富を稼ぐことも出来る世の中になった」ということです。

また、インターネットを駆使して個人が自分の好みに合わせてモノを創造することも可能になっています。
●3Dプリンターも、どんどん安価になり、様々な分野に活用されています。
●DIYが様々な分野で進み、個人の能力発揮の機会が拡大しました。                              ○ DIY(Do It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)とは、「自身でやる」の意
●インターネットを活用した商法は、今迄の勢力図を塗り替えています。
即ち、個人が情報を得ることで、今までの大企業にも対抗できる姿が見えて来たのです。