「価格設定」を見直そう。
高料金メニューづくりの前提は「おもてなし(清潔・衛生・気くばり・心くばり)の徹底」です。これによって「儲かるサロン」を目指します。高料金メニューづくりは、「三段階の価格」を用意します。
同種の技術(商品)でありながら、「三段階の価格」が提示されると、人はその中間を選ぶ心理が働きます。あるメニューの技術を紹介する際には、メイン商品の前後により低価格のバージョン、より高価格のバージョンを用意します。
「三段階の価格」の真ん中の価格を選ぶ人間心理を利用して、サロンが最も売り出したい価格帯を中間に据えておけば、この価格で買ってもらえる確率が高まります。
価格の選択肢が多過ぎても、顧客は迷われます。逆に一つだけであれば、「どれを買うか?」ではなく、「買うか買わないか?」といった二者択一の思考に陥ってしまいます。
効果的な価格の設定は三段階にして、一番販売したい価格を真ん中に設定します。大切なことは「なぜ価格が違うのか」その理由を明示することです。単純に「松・竹・梅」的な料金説明では、お客様に対して不親切の極みです。
そして高料金のサロンに成ったら価格は一段階にします。高料金サロンという評判が定着すれば、顧客の評価基準は価格ではないのです。
明日に続きます。