習慣づけは価値があります。
対前年売上高比率のみを気にされる経営者がおられます。確かに売上数字は厳然たる事実を表している重要な指標です。しかし、サロンの過去・現在・未来を表す本当の姿は、このような数字だけではありません。
将来を見据えた経営戦略という視点から見れば、
◆「人財が育っているか」
◆「独自固有の長所は育っているか」
◆「サロンの課題は推進されているか」
このような長期的な視点こそが最も肝要です。
データ蓄積の一つとして、「上手くいかなかった時の反省も大切ですが、上手く行った時の分析も大切です。これらを忘れないように、記録されることをお勧めします。」
仕事が上手くいかなかった時は、しっかりと反省して次の機会に備えることが多いが、目標を予定通り達成できたり、企画したプロジェクトが成功した時など、「うまくいった時」の分析を忘れていないでしょうか?
貴方のサロンでは、どのような条件の下で成功することが多いですか? この成功体験を分析して自店なりの成功要因を知っておくことは、継続して成果を出す上で大きな武器となります。
私の周囲にいる成功した人達は、失礼ながら「頭がよい人たち」ではありません。だから、小さくても成功体験でも必ず記録することを強制しました。それを守ったから成功しているわけです。「記録する」。この習慣づけは価値があります。