サロン経営の羅針盤

弊社研修所が提供しているサロン経営に関する全てを提供して参ります。

連載・儲かるサロンづくりの羅針盤。

2018-06-13 07:39:21 | 日記

 41.なぜ「金儲けの必要があるのか?」
例えば、去年の「職種別平均年収」をみれば明らかです。理美容師の平均年収は290万円、これはワースト四位です。
私がサロン経営者に対して「儲かる経営でなければ、経営とは言えない」と云うのには、この現実を脱皮することを強く願うからです。
このテーマを骨身に染み込ませるまで理解頂ければ、自然にお金を引き寄せる思考と行動をとり始めるようになります。
「金の成る木」について少し述べて参ります。先ず、お客様は美容サロンの「カットやパーマやメークを求めているのではない」という認識を持つことが大切です。
●綺麗に成ることを求めているのです。
●魅力的に成ることを求めているのです。
●美しく成ることを求めているのです。
●爽やかに成ることを求めているのです。
●異性に好い印象を与えたいからです。
これらの欲求を充たしてくれることを期待して、サロンに来店されるわけです。しかし、これらを持続するためには、お客様ご自身の髪の状態や、肌の状態に合った粧材で日頃のケアが必要になります。

これらに関しての適切なアドバイスは、美容の専門家である理美容師の職分野です。そのアドバイスの手段としては、「アドバイス資料」の販売や、「ケア商品」の販売があります。これらは、まさに理美容師が専門とするところです。

「損して得とれ」。先に「相手に価値を与えて下さい」。
 「商いの基本」は、先ず相手にメリットを与えることを考えます。
「自分が先に儲ける」ではなく、先に与える事が基本です。
一般的に多くの人は、
●「準備ができてから」
●「もっと勉強して知識をつけてから」
●「完璧に用意ができてから」
  このように、じっくり準備をしてからビジネスをスタートさせようとします。

しかし、成功者の多くは『体が先に動く』タイプで、何の準備も無 
しに飛び込んでいきます。そもそも、この世の中に『完璧』は存在しません。悩むヒマがあるなら、先ず「動く」という考え方です。

現代のスピードの速い時代は、このマインドセットが特に大切だと思います。つづく