現地人ダイバー「ノエル?」が、ガイドとして一緒に潜りました。
最初に彼に会ったのは、ココに着いた日の夕方。ホテル前の広場の一角にあるバーベキュー屋台で地元の人達と話しているときでした。そのとき奴はアランと名乗っていました。
その日の夜、友達になった近くに泊まっている人達と飲みに行った帰り道、小さなバーの前で「さるっ!」と呼び止められたので見ると、数人の友達と一緒に盛り上がっている彼でした。
奴 「僕の名前覚えてる?」
さる「もちろん!アランだろ。」
奴 「そう、今日は僕の誕生日なんだ。」
さる「そう、おめでとう!」
つぎつぎにまわりの友達を紹介してくれます。友達たちは、口々にお祝いだからビールを1本ずつ買ってあげたんだとか言って、さるも奢らされることに。
あまりに連携のとれた作戦に、思わず微笑んじゃいました。
奴 「さるは、明日は潜るの?」
さる「うーん、たぶんね。」
奴 「ネルソン(ショップのオーナー)に僕と潜りたいって言ってくれない。」
ちょっと考えたんだけど、彼とはコミュニケーションも取りやすいので
さる「OK.わかった、そう言うよ。」
奴 「じゃあ、ネルソンには"ノエル"と潜りたいって言って。」
さる「おいおい、"アラン"じゃなかったの?」
奴 「アランはニックネーム。ママも僕のことはノエルって呼ぶんだ。」
う~ん、あやしい。
そして、翌朝。ネルソンが、
ネルソン「君には、マルロをバディとしてつけてあげよう。」
さる 「あ、ノエルと潜りたいんだけどなぁ。」
ネルソン「えっ、誰それ?」
さる 「う~ん、アランとも言ってたけど。」
ネルソン「あー、アランね。わかった。」
そして、しばらくしてネルソンが、
ネルソン「アランは今日はいないよ。彼、結婚した。ハネムーンに行ったよ。」
さる 「は~あ???」
と、外を見ると奴が・・・
さる 「ネルソン、彼のことだよだよ、話してたのは。」
ネルソン「あ~、あれはアランⅡ。」
ハァ~、そうですか。アランⅡね。
う~ん、ますますあやしい。
で、"ノエル"?あるいは、"アランⅡ"?が、さるのガイドに決まりました。
あやしいんだけど、人なつこくて憎めない奴なんだよなぁ
↑かけているサングラスは、さるのです。セブシティーで150ペソ(450円位)で買ったオークレー。
すごく気に入ったみたいで、いつも貸してと言ってました。帰るときにあげてこようかなと思ってたんだ・・・結局なくしちゃったんだけどね。
あとあと分かったんだけど、奴はダイブガイドをするための資格(ダイブマスター)どころか、オープンウォーターダイバーのCカード(*初心者ダイバーが最初に取得するライセンスカード)さえ持っていませんでした。
まあでも、潜るのは上手でしたよ。
最初に彼に会ったのは、ココに着いた日の夕方。ホテル前の広場の一角にあるバーベキュー屋台で地元の人達と話しているときでした。そのとき奴はアランと名乗っていました。
その日の夜、友達になった近くに泊まっている人達と飲みに行った帰り道、小さなバーの前で「さるっ!」と呼び止められたので見ると、数人の友達と一緒に盛り上がっている彼でした。
奴 「僕の名前覚えてる?」
さる「もちろん!アランだろ。」
奴 「そう、今日は僕の誕生日なんだ。」
さる「そう、おめでとう!」
つぎつぎにまわりの友達を紹介してくれます。友達たちは、口々にお祝いだからビールを1本ずつ買ってあげたんだとか言って、さるも奢らされることに。
あまりに連携のとれた作戦に、思わず微笑んじゃいました。
奴 「さるは、明日は潜るの?」
さる「うーん、たぶんね。」
奴 「ネルソン(ショップのオーナー)に僕と潜りたいって言ってくれない。」
ちょっと考えたんだけど、彼とはコミュニケーションも取りやすいので
さる「OK.わかった、そう言うよ。」
奴 「じゃあ、ネルソンには"ノエル"と潜りたいって言って。」
さる「おいおい、"アラン"じゃなかったの?」
奴 「アランはニックネーム。ママも僕のことはノエルって呼ぶんだ。」
う~ん、あやしい。
そして、翌朝。ネルソンが、
ネルソン「君には、マルロをバディとしてつけてあげよう。」
さる 「あ、ノエルと潜りたいんだけどなぁ。」
ネルソン「えっ、誰それ?」
さる 「う~ん、アランとも言ってたけど。」
ネルソン「あー、アランね。わかった。」
そして、しばらくしてネルソンが、
ネルソン「アランは今日はいないよ。彼、結婚した。ハネムーンに行ったよ。」
さる 「は~あ???」
と、外を見ると奴が・・・
さる 「ネルソン、彼のことだよだよ、話してたのは。」
ネルソン「あ~、あれはアランⅡ。」
ハァ~、そうですか。アランⅡね。
う~ん、ますますあやしい。
で、"ノエル"?あるいは、"アランⅡ"?が、さるのガイドに決まりました。
あやしいんだけど、人なつこくて憎めない奴なんだよなぁ
↑かけているサングラスは、さるのです。セブシティーで150ペソ(450円位)で買ったオークレー。
すごく気に入ったみたいで、いつも貸してと言ってました。帰るときにあげてこようかなと思ってたんだ・・・結局なくしちゃったんだけどね。
あとあと分かったんだけど、奴はダイブガイドをするための資格(ダイブマスター)どころか、オープンウォーターダイバーのCカード(*初心者ダイバーが最初に取得するライセンスカード)さえ持っていませんでした。
まあでも、潜るのは上手でしたよ。
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