安倍、山口自公政権と極右勢力は「してやったり」と喜んでいるでしょう。脅迫と暴力に識者、大学が従い、政治批判を止めて、沈黙をしてしまえば、言論の自由と民主主義は死滅してしまいます。マスコミは、安倍のお友達を登場させて、安倍の報道機関化しつつあります。読売、産経、NHKなどはマスコミとしての使命をかなぐり捨て、安倍の茶坊主になり下がり、嬉々としています。愚かな連中です。
このような言論統制と威圧を許してはなりません。また、NHKなどの報道姿勢に対しては徹底した批判を行う必要があります。同時に、安倍、山口自公政権を徹底して孤立させ、退陣に追い込まなければなりません。
<北海道新聞>北星大の元朝日記者、韓国の大学で客員教授に 本年度限りで退職
日本軍慰安婦報道にかかわった元朝日新聞記者で北星学園大(札幌市厚別区)非常勤講師の植村隆氏(57)が来年、韓国の私立カトリック大学に客員教授として採用されることが25日、分かった。北星学園大は本年度限りで退職する。植村氏は北星学園大の田村信一学長と26日,同大で記者会見を開き、詳細を発表する。田村学長は取材に「今はコメントできない」と話している。
関係者によると、来年3月から日韓交流などを講義する。任期は1年。カトリック大は、医学部などを持つ総合大学。北星学園大の姉妹校で、学生が植村氏の雇用を守る署名運動などを展開している。植村氏をめぐっては、昨年、同大に「解雇しないと、大学を爆破する」などの脅迫が始まり、同大は一時は雇い止め方針を発表。市民でつくる「負けるな北星!の会」などの運動で撤回し、雇用を維持していた。
<朝鮮日報>慰安婦:元朝日記者・植村隆氏、来年3月からカトリック大学教授に
1990年代、旧日本軍の元慰安婦の証言を初めて報じ、日本の極右派からひどい脅迫を受けていた元朝日新聞記者の植村氏が、来年3月からソウルのカトリック大学で招聘(しょうへい)教授を務める。共同通信が26日に報じた。植村氏がこれまで講師を務めてきた北星学園大学(北海道札幌市)の田村信一学長が、近く公式に発表する見通しだ。なお、北星学園大とカトリック大は、学生の交換留学などに関する提携を結んでいる。
植村氏は1991年、旧日本軍の元慰安婦だった故・金学順(キム・ハクスン)さんの証言を初めて報じたという理由で、日本の極右派から非難されたり、脅迫を受けたりした。最近も、植村氏が講師を務める北星学園大には脅迫電話などが相次ぎ、同大は講師としての契約を更新する問題をめぐり苦悩してきた。