“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

隠れ〇〇族

2011年09月06日 06時00分07秒 | 蜂助の呟き
 おはようございます。蜂助です。今日は、見かけと中身の違いについてです。

 りんごは外から見れば赤いですが、皮をむけば白っぽい色なのは誰でも知っています。民主党の大臣も、そのようなものがたくさん居そうです。野田首相は、見かけはニコニコしているものの少し観察すればとんでもない保守、自民党の右派よりももっとひどい人間だということがわかります。わかりやすいかもしれません。

 細野豪志原発担当相。テレビの前では、行動力のある誠実な人柄に見えます。私もそのような印象を持ていました。実は、この男は隠れ原発族です。細野氏は、浜岡原発のある静岡県選出の衆議院議員ですが、民主党に巨額の献金をし続けている電力総連に加担しています。電力総連の機関紙では「民主党 明日の環境とエネルギーを考える会」を2009年11月18日に開催したと報じています。この会に細野氏が出席しています。原発推進の隠れ原発族が、福島第一原発の事故収拾の担当大臣をやっていて良いのでしょうか。

 もうひとり、隠れ〇〇族。「族」ではないかも知れません。経済産業相の鉢呂吉雄氏は9月4日のフジテレビ系番組で「私はどうも出身で見られがちなんですが・・・」としています。どういうことかというと鉢呂大臣は、北海道の農協職員出身であることから、TPPに慎重であると回りは勝手に思ってしまいます。しかし、この男は根っからのTPP推進派なのです。農協出身について、「むしろそうだからこそ、私は合意に向けることができる立場になった」と言っています。野田首相は、農協出身者にTPP反対者を懐柔させようという汚い下心があって、この男を経済産業相に指名したのなら、とんでもないことです。

 見かけの印象に騙されないようにしましょう。

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