こんにちは、蜂助です。
昨晩、広島から帰ってきました。8月6日は暑い広島でした。
左側の木は広島城址の被爆ユーカリと呼ばれる原爆を経験した木です。広島市内のほとんどの木は戦後に植えられたものですが、原爆の被害を受けながら68年間枯れずに残っている木もあります。ここは爆心地から1キロちょっとの距離です。ユーカリの後ろに見えるビルは200メートルありますが、その上空のこのビルの3倍高さの地点でリトルボーイと呼ばれた世界で初めて実戦で使われた殺人兵器の原発が爆裂しました。
広島市の平和祈念公園で行われた原爆死没者慰霊式・平和祈念式での広島の松井市長の平和宣言を読み上げている写真です。平和宣言で、核兵器を「絶対悪」と否定し、世界の指導者への核廃絶の取り組みを求めました。
松井市長は、おだやかな言葉ながら、日本政府を厳しく批判しました。日本政府が、核拡散防止条約(NPT)に加盟していない核保有国インドへの原発輸出を可能にする原子力協定締結に向け交渉と進めていることに懸念を示しました。日本が核兵器廃絶の世界での指導的な役割を果たすべきだとも話していました。それに比べて安倍総理は核廃絶も核兵器も減らそうも、何一つ語りませんでした。世界の世論に反して日本が、一切の核兵器と無くそうという決議に反対した非常識な立場を、あらためて表明したように聞こえました。
機会があれば、後日に詳しく書くことにします。
8月6日の午後は干潮のため、世界遺産である宮島の厳島神社の鳥居は海面から出ていました。フェリーの配慮でいつものコースより右側に大きく蛇行して運行されたため海上から鳥居を見ることができました。たくさんの人々が観光しています。外人も5%以上は居たでしょうか。
汗だくだくの8月6日でした。
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