“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

日印原子力協定の話

2013年05月31日 06時00分50秒 | 蜂助の呟き

こんにちは、蜂助です。

松虫草。とても古風な響きですが、このマツムシソウは世界でもたくさんの種類があります。園芸種全般ではスカビオサと呼んでいます。

ピンク色っぽいのがスカビオサで、水色は先日紹介した別の花です。紫やピンク、白など花色は豊富で、ヨーロッパを中心としてアジア、アフリカなのに約80種類が分布しています。毎年花を咲かせる種類もあれば、種で増える1年草や2年草もあります。日本には「スカビオサ・ジャポニカ」の1種類が自生しており秋の高原に山野草として親しまれています。日本種の色は紫色です。

インドは核不拡散条約(NPT)について「一部の国にのみ核保有を認める不平等条約である」として加盟を拒否しています。1998年にインドは核実験を行い核保有国となりました。5月29日に死の商人にもなっている安倍首相とインドのシン首相が会談し、原子力協定の早期妥結で合意しました。これに対して、広島市と長崎市は協定反対を表明しています。広島市の松井市長は「インドとの原子力協定交渉の再開は、被爆地として納得しがたい」としています。そして「核兵器のない世界を目指す動きが確実に広がる中で、唯一の被爆国である我が国は、核軍縮・核兵器廃絶の戦闘に建つ必要がある」と求めています。

何回も書いていますが、東京電力福島第一原発の事故現場がどうなっているのかも正確にわからず根本的な対策も明らかにできず、国内の原発を今後どうするかの国民合意もできていないのに、原発輸出にひた走る財界をそれを主導する政府は許せません。トルコ、ベトナム、ヨルダンなどに原発を輸出するのだと思っていたら、とんでもない、もっとたくさんの原発輸出の動きが表面化しています。

日本の企業の原発輸出の状況をメモ的に書きます。この動きの手動を政府が行ない表面的にも安倍首相が死の商人として動いています。

”三菱重工” トルコ、フィンランド、ヨルダン、アルゼンチン、ブラジル、アメリカ、中国

”東芝” フィンランド、アメリカ、中国、チェコ

”日立製作所” リトアニア、イギリス、フィンランド、カナダ、ポーランド

”国際原子力開発(株主は9社の電力会社と、東芝、日立、三菱重工、官民出資の投資ファンド・産業革新機構) ベトナム

原発事故の悲惨さを世界に伝え、原子力発電に依存しないエネルギー政策から脱却して再生可能エネルギーへの転換を先頭になって進め開発し投資をしていくことが、迷惑をかけた世界へのお詫びと責任だと思うのが国民の多くの願いだということが政府や与党には全く伝わっていないようです。

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