4月14日(日曜日)
京都の伏見名水スタンプラリーがあり、
自転車で巡ることにしました。
ちょっと遠いですが、阪急「桂駅」でレンタサイクルを借りました。
いざスタートです。コースをルートラボで貼り付けました。(ご参考)
最初は城南宮の菊水若水です。
病気平癒の霊験あらたかな神水ともいわれています。
ここでスタンプラリーシートを頂きました。
2番目は清和荘の清和の井です。
料亭旅館の敷地内にあり、旬の素材を生かす京料理にも
この水がふんだんに使われています。
井戸の深さは約70mあるそうです。
3番目は藤森神社の不二の水です。
5月5日に行われる藤森祭では武者行列や駈馬神事が行われます。
この水は二つとない美味しい水という意味で、武運長久・学問向上、
特に勝運を授ける水として信仰されています。
ここで伏見の北方面3か所を廻りました。ここから南下して行きます。
次はキンシ正宗の常盤井水です。
この水は中硬度の水質が特長で京の酒造りに適し、欠かせないものと
なっています。
5番目は大黒寺の金運清水です。
大黒天に供えられる霊験あらたかな水といわれ、金運良好、資産増加、
厨房守護、子孫繁栄などにご利益があるといわれています。
ずいぶんと伏見街中に入ってきました。大手筋商店街を抜けて更に南へ。
鳥せい本店の白菊水です。
清酒「神聖」で酒造り水として使用され、伏見の酒特有の芳醇で柔らかな味を
醸し出しています。お店の鳥料理も味わうことができます。
8番目は長建寺の閼伽水です。
ここ長建寺の本尊である辨財天は、昔、インドでは水の神として尊崇されていました。
仏様にお供えする水を「閼伽水」と呼びます。
長建寺を出たところに十石船の船着き場があります。
のんびりと船旅もいいものでしょう。
残り3か所となりました。
次は月桂冠大倉記念館のさかみずです。
月桂冠発祥の地で、今もこんこんと湧き出る「さかみず」は酒造りの命の水です。
その清らかに澄んだ水はきめ細かく、まろやかな酒質を生み出す源になっています。
この湧水は記念館の中に入らないと見ることが出来ません。
あと2つです。
御香宮神社を最後に取って置き、坂道を漕いで乃木神社に向かいます。
乃木神社の勝水です。
参拝者が「勝水」で自らの勝運と家族の幸運を願って、手を洗い口をゆすいで
参拝するという習わしがあります。
境内の中に「君が代」にでる歌詞の「さざれ石」を見つけました。
学名を石灰質礫岩といい、地中の石灰質が長年の間、雨水で溶解され、その時に生じた
粘着性の強い乳状液が地中の砂礫を凝結して形成されたものです。
いよいよ最後の名水となりました。
御香宮神社の御香水です。
平安時代の863年9月9日、境内から水が湧き出しよい香りが四方に漂い、
この水を飲むと病気がたちまち癒りました。それにちなんで御香宮と称されています。
この水は地場産業である酒造りと結びつきが深く、水量も豊富で保存管理が良いことから、
環境省「名水百選」に認定されています。
これで伏見名水スタンプラリーの11か所を全て周りました。
御香宮神社の受付で利酒用猪口を頂きました。今回は閼伽水の図柄でした。
今までのと合わせて4個になりました。
・常盤井水 ・金運清水 ・白菊水 ・閼伽水の図柄です。
時間と体力があれば全ての図柄を集めたいなぁー。
蛇足ですが、この伏見にはこの他にも見所はあります。
幕末の戦いの跡などが多く存在しています。
その一つに坂本竜馬を伏見奉行所が襲撃した「寺田屋」があります。
現在も旅館として営業されており、中に入って見ると柱に刀痕の跡などが
残っています。
京阪伏見桃山駅近くの京町通にある料亭「魚三楼」の玄関脇出窓には、
新政府軍と幕府軍が激戦を繰り広げた、世にいう鳥羽伏見の戦いで出来た弾痕の跡が
残っています。
ここで伏見とお別れをして阪急桂駅まで戻ることにしました。
ノンストップでGOーです。桂駅に着くころにはだいぶヘトヘト気味でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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