遅ればせながら大安吉日の今日、選挙事務所開きをした。ここまで準備して下さった後援会の皆様には、頭が下がる。告示まであと2週間、大車輪で活動を余儀なくされる日々が続く。選挙は4年間の県議会活動に審判が下される瞬間になる。わずかな失敗も許されない厳しいものだ。
支持を獲得する努力はもちろんであるが、もう一つの壁は棄権との闘いにある様に思える。投票率の低下は政治への信頼や、高齢化の加速とが相乗的に絡み合って、なかなかの難題で糸口が見えない。政治は日常生活と不可分である事を訴えているつもりではあるが、どこまで分かって下さるのか自信が持てない。
人口減少は我々の社会基盤を崩壊させる致命的な現象である。その抑制に何が出来るのかが第一義的課題と思っている。基幹産業である農業を元気にする「やまびこプラン」を提唱しているが、先ずは農山村に活力を持たせ自力をつける事だと考えている。次は、地場企業を知り、地元に就職する気運の醸成を教育関係者を含めた官民一体で作り上げることが必須である。
観光を軸にした交流人口の拡大は、交通網の整備の一語に尽きる。アクセス出来ない所に観光客は足を運ばない。高速道路、高速鉄路、空路が揃って勝負できる地域になれる。あとは温泉地であれ、産直であれ、離島飛島であれ、それぞれの特色を発揮できるのだ。 いつも思っている事申し上げ支持の拡大をお願いした