酒田飽海にある自民党5支部が、党県連に私の自民党除名を求める意見書を提出したと山形新聞の報道で知った。理由は県議選で自民党公認以外の候補者を応援した事によるとある。
正確に経過を説明しておく。私が応援する事になった方は、昨年の10月に党費を添えて、自民党に入党の手続きをした。しかし後日、入党は認められないと、入党手続き書類が返された。理由は分からないが、県議選へ立候補のうわさかも知れない。その時、私はその方を応援することを決めてはいない時期である。
定数5人の酒田・飽海選挙区に自民党公認候補は4人は充分可能なことで、党勢拡大は自民党の党是である。自分たちの狭い利益のために、余計なものは排除する体質は理解しがたい蛮行である。迷惑なのは選挙を控える国会議員で、頭を抱えていると聞いている。
いよいよ立候補も決まり、その方は無所属立候補と報道された。その後に、自民党以外の国会議員から応援のオファーがあった時、本人はきっぱり断ったと聞いて驚いた。これは、芯からの保守系無所属候補だと実感し応援を決めた。党勢拡大には絶好のチャンスである。自民党酒田支部が主導したと思われる一連の行動は、排他的で自民党の「錦の御旗」を振りかざした越権行為である。
自民党県連がどう扱うかは分からないが、結果は県民に大きな影響を与えることは確かだ。