午前中は山仕事。
午後から大阪へ。
最初はニコンサロン。
この話は最後に。
次へ向かう途中、いつも外から覗いてはいるけど入った事がないギャラリーをいつものごとく覗くと、これはという絵が。
当然のごとく入る。
LADS GALLERY 「坂本和之展」。
墨(かな?)で描いた上にパステル(かな?)で色を合わせていく感じなんだけど、躍動感があって見ていて心が解放される気がした。
イメージとして浮かんできたのは田中紗樹さん。
BEATS GALLERYへ向かう途中、橋上にて河岸のビルを見て、急に画廊男さんを思う。7年か。
自分は街並みを雰囲気で記憶しているらしく、似たような雰囲気の場所では似た場所のイメージが混沌と浮かび上がってきて、はたして今どこにいるのかわからなくなる。
土佐堀川が新川に思えたのだ。
BEATS GALLERYでは、いつもぶしつけな質問に親切に御教示いただき毎回勉強させていただいて感謝。
壹燈舎で植田正治「軌道回帰」。心地良き作品。
Acru galleryにて「monokataru」。
NENさんという人の写真を見て、上手いなぁと感心。
取捨選択の結果のフレーミング。
撮るものから最初は女性かなと思ったが、女性だとここまでキッチリ切り取らないだろうと想像してギャラリーの綺麗なおねえさんに訊くと男性とか。
ポストカードを3枚購入。アウトフォーカス部分に混沌が写っているのを選択。
で、今日のメインは、ニコンサロンでの市川恵美写真展「日日の木」。
浜松のさる湖岸に一本の細い柳の木があったそうだ。
お産で帰郷した娘さんと散歩に出かけたある日、初めてその木の存在に気がついたという。
その日以来、その木を日々撮影する事になったという。
ところがしばらくすると、その木が枯れ始め、ある嵐のあと倒れてしまった。
そして台風のあと、流されたのか倒木となったその木は跡形もなく消えてしまった。
そして現在、木のなくなった湖岸だけが残っている。
その流れをシークエンス的に撮影されたのが今回の写真展。
詳しい話を伺う前に写真群を眺めていたのだけれど、感想は「すげ~ドラマ」。
何かのドラマやシークエンスであれば、結論が決まっているのをさかのぼって物語は作られていくのだが、ある日撮り始めた一本の木が、そうなる事も知らずに最後には枯れて消えてしまうまでを追い求めた結果を生み出した。
その場に居合わせて撮影していた奇跡にすげ~と思ったのだ。
そうなることがわかっていたから撮影していたのではない。
そうなるんだったらと過去にさかのぼれるわけもない。
たまたま出会い、たまたま撮影し続けた結果がドラマになった出来事。
その事に撮影した市川さんも感慨深いものがあったというが、それを見たこちらも感慨深いものがあった。
スゴいよな写真って。
大垣駅北口
岐阜県大垣市林町6丁目
撮影 2014年12月23日 火曜日 10時50分
午後から大阪へ。
最初はニコンサロン。
この話は最後に。
次へ向かう途中、いつも外から覗いてはいるけど入った事がないギャラリーをいつものごとく覗くと、これはという絵が。
当然のごとく入る。
LADS GALLERY 「坂本和之展」。
墨(かな?)で描いた上にパステル(かな?)で色を合わせていく感じなんだけど、躍動感があって見ていて心が解放される気がした。
イメージとして浮かんできたのは田中紗樹さん。
BEATS GALLERYへ向かう途中、橋上にて河岸のビルを見て、急に画廊男さんを思う。7年か。
自分は街並みを雰囲気で記憶しているらしく、似たような雰囲気の場所では似た場所のイメージが混沌と浮かび上がってきて、はたして今どこにいるのかわからなくなる。
土佐堀川が新川に思えたのだ。
BEATS GALLERYでは、いつもぶしつけな質問に親切に御教示いただき毎回勉強させていただいて感謝。
壹燈舎で植田正治「軌道回帰」。心地良き作品。
Acru galleryにて「monokataru」。
NENさんという人の写真を見て、上手いなぁと感心。
取捨選択の結果のフレーミング。
撮るものから最初は女性かなと思ったが、女性だとここまでキッチリ切り取らないだろうと想像してギャラリーの綺麗なおねえさんに訊くと男性とか。
ポストカードを3枚購入。アウトフォーカス部分に混沌が写っているのを選択。
で、今日のメインは、ニコンサロンでの市川恵美写真展「日日の木」。
浜松のさる湖岸に一本の細い柳の木があったそうだ。
お産で帰郷した娘さんと散歩に出かけたある日、初めてその木の存在に気がついたという。
その日以来、その木を日々撮影する事になったという。
ところがしばらくすると、その木が枯れ始め、ある嵐のあと倒れてしまった。
そして台風のあと、流されたのか倒木となったその木は跡形もなく消えてしまった。
そして現在、木のなくなった湖岸だけが残っている。
その流れをシークエンス的に撮影されたのが今回の写真展。
詳しい話を伺う前に写真群を眺めていたのだけれど、感想は「すげ~ドラマ」。
何かのドラマやシークエンスであれば、結論が決まっているのをさかのぼって物語は作られていくのだが、ある日撮り始めた一本の木が、そうなる事も知らずに最後には枯れて消えてしまうまでを追い求めた結果を生み出した。
その場に居合わせて撮影していた奇跡にすげ~と思ったのだ。
そうなることがわかっていたから撮影していたのではない。
そうなるんだったらと過去にさかのぼれるわけもない。
たまたま出会い、たまたま撮影し続けた結果がドラマになった出来事。
その事に撮影した市川さんも感慨深いものがあったというが、それを見たこちらも感慨深いものがあった。
スゴいよな写真って。
大垣駅北口
岐阜県大垣市林町6丁目
撮影 2014年12月23日 火曜日 10時50分