ネットでのニュースサイトの登録がほとんど海外機関のものになってしまった。
テレビを見なくなったのは報道番組の質が落ち、その質が落ちたニュースでワイドショー的無責任ショーがやかましく騒ぐことが増えたためである。
そのためニュースは紙ベースかネットサイトに移ったのだが、それもどうも具合が悪かった。
知りたい事を知識ベースで提供してくれないのだ。
きっとそういういっときの話題を提供する話を他の人は求めているからなのだろうが、最初は意識してそうした提供をしていたはずが、いつの間にかそういう話しか取材できない力になってしまったようだ。
仕方ないので有料でも有意義なものをと探して見ているのだが、両者の落差は驚くほどだ。
そういう状況でコロナ騒ぎである。
まさしく世間では”騒ぎ”なのであるワイドショーベースで。
毎日あれこれ話題を提供するための場所。
で、結局どうなっているのか何もわからない。
どうやら取材もしていないらしい。
ただ提供されたものを流しているだけ。
ひとつが、医療崩壊が言われているのにその医療機関を取材したものがない事。
海外サイトでは写真や動画でどのように医療機関が戦っているかを報じている。
それを見れば頑張れと思い、我が事として考える情報を提供している。
ワイドショーやドキュメンタリーとは違う「報道」の姿がそこにはある。
そう、「報道」が欲しいのだ。
そうしたところBBCが日本の病院を取材し現場から報告を上げている。
本来はNHKとかがしなければならない取材を海外機関が行なっている。
それも絶叫調でもなくプロジェクトX調でもなくニュースとして。
こういう落ち着いたニュースを見たいと思うといつの間にか海外ニュースサイトばかりがブックマークされるのであった。