Nonsection Radical

撮影と本の空間

パブ記事

2019年06月13日 | Weblog
最近ネットで気になってきたのがパブ記事(記事広告)だ。手法としてはアフィリエイト記事の類。
サイトを読み進めていくと話題にしている製品(だいたいが商品だ)の使用記事みたいな読み物があらわれ、軽快な感じで”おすすめ”していたりするわけだ。
軽快な感じというのはあくまでも「使用してみて」感じた事を書いた風なという意味で、けっしてその道のクロートが厳選したというようなものではない。
自分にも多少は”わかる”分野があるので、その手の話を読んでみるとあくまでも表面的なことに好意的に触れるという体裁の記事風なんだけど、何か変と感じることが多くてここ最近考えていたんだね。
まずたくさんそういうサイトがあるんだけど、取り上げられるメーカーが決まっている。
中には専門分野のメーカーだったりして、普通シロートが手を出さないだろうと思うんだけど、シロートのファッションとして紹介されていたりする。
これでいいのかななんて思ってメーカーを調べると、アフィリエイトを進めいていたりするわけだ。
そういう記事風からクリックで購入に導けばいくばくかの報酬が入るという”ビジネス”なんだけど、そういうのばっかりというのもうっとおしいものだ。
それがまたニュースサイトの記事に紛れ込んでたりするから余計に腹立たしいのと、ニュースサイト自体の信頼性に?マークをつけたくなるんだね。
不景気な世の中なので、そういう小商いをする人が多くなったということだが、そこで提供される程度の情報で十分だと感じている消費者もいるということなので、ンンンンんと思ってしまうんだな。
一番困るのは、その程度の記事のおかげで、キチンとした記事を書く人の仕事がなくなり、キチンとした情報が発せられなくなることだ。
シロートが広告として書く記事で紹介されるものなどしょせんはその程度のものと割り切ればいいのだろうが、そうやってこれまで様々な媒体が淘汰されていったために必要な情報が得られなくなった苦い思いがある。
また変な売れ方をしたためにおかしくなったメーカーもある。
それだけ広告というのは厄介なものだけど、そんな細かい事を言ってられないという時代なのかもしれない。
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