Nonsection Radical

撮影と本の空間

自戒の念を込めて

2019年06月20日 | Weblog
昨日からの腰痛がひどくなってしまったが、某展覧会のために都内六本木某所へ。
写真展や絵画展などを拝見するときにはコッソリ行ってコッソリ帰ってくるタイプなので、できれば出展者さんがいない方が好きなんだけど、それはお互いに気を使いことになるし、多少でも知った人だったりした場合に馴れ馴れしくしてしまい相手に不快感を与えたり、周囲の人の迷惑になったりしたら申し訳ないという気持ちが働くからでもある。
今日は初日ということで開場したばかりだと人も少なかろうと伺ったのだが、展示内容はなかなか見もので楽しく拝見できてよかったのだが、会場には出展者さんがいらして知り合いであろう方と親しげに周囲を憚らずというか、むしろどうだ俺は出展者の彼女と親しい関係でこんな話もできるんだぞいう威信行為のように関係者の話をされていたので、単なる無関係ギャラリー見学者である身としてはそそくさと会場を退出せねばならないと焦ってしまった。同様に感じたのか同時に入ってきた人もあっという間にお暇した。入場料500円払ったのに。
個人的には写真集やZineなどをまとめて買う予定にしていたのだが、話の腰を折っては申し訳ないと思い、これくださいという一言を遠慮して会場を後にした。
費やす予定だった1万円が浮いたので何か食べようかと思ったが、腰痛の大きな原因の一つが体重増加であるので、じっと我慢して帰宅の途へ。
浮いたお金は別の写真を買うことにしよう。
自分も知り合いの展覧会などにお邪魔すると気がつかないうちに知った顔ぶって長居して周囲に嫌な汁を撒き散らしているのだろうと思うと恥ずかしくなるし、やはりもう出かけるのは迷惑だからやめようかと思ってしまう。
きっとその方がいいのだろうな。
やはりああいう華やかな場所は苦手だな。
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