Nonsection Radical

撮影と本の空間

やはり雨

2016年09月08日 | Weblog
ワケあって都内の消防署で救命講習を受けに行った。
9時から始まるのに6時過ぎの電車で出発するのは田舎町に住んでいるから仕方ない。
それに毎日のことではないので諦めもつく。
が、電車内にはそんな時間でも出勤に向かうリーマンの姿がギッシリ。
それが不思議で仕方ない。
確かに始業時間に間に合うようにするにはその時間に出なければ仕方ないのだが、そこまでしてどれだけの報酬が得られるというのかと疑問が頭に渦巻く。
自分なら、と”試算”すると、10万ドルもらわないと合わないなと。
ドル換算なのは、世界一の経済大国と言われるアメリカではどうなのだろうと、知りもしないのに比較しようとしたからだ。
10万ドルなら、それなりの地位と責任を持って仕事をする最低レベルの線だろうと勝手に判断してなのだが、そういう人が2時間以上かけて満員電車で通勤するものなのだろうかと経済大国2位の(3位か)国の人間が比較したくなるのもおかしな話ではないだろう。
でも現実には、10万ドルどころか5万ドルとかのレベルの人間でも、毎日満員電車で仕事場に向かうのが普通だろうし、それ以下だってもちろんだ。
それが報酬に見合うものなのかと、そういう報酬をもらっていない人間には不思議なのである。
もっと妄想を働かせれば、10万ドルもらう人との仕事の責任と、5万ドルの人の責任がどれほど違うものなのだろうかと思うのだ。
なにかこの国では、自分の体験した中でも、社長レベルの責任を何分の一以下の給料しかもらっていない従業員にも求めて当然という考えがあって、当然責任ある立場の人が負うべき責任を下の人間が同様に負うことを求めることで、結果的に責任を上が負わないという責任逃れのシステムが出来上がっている。
それが士気にも影響するし、物事をリスクを負って進めるという考えも薄れることにつながってしまうのではないのかなどと・・・
といいつつ、一方で朝早くから”薄給”で満員電車に揺られて、という現実があってワケがわからないのである。

そんなことを考えながら都内に行き、、救命講習を終えて天気が良ければ足を伸ばして現在開催中の目黒区民ホールでの8X10写真展に行こうかと思ったのだが、目黒駅まで行ったところ豪雨に見舞われ、あえなく駅で引き返したのあった。
雨の中でも行こうという気力がないのは、長時間かけて通勤する気力がなくてクダラナイことを考えるのと根元は同じなのである。
まったく働き者には頭が下がる次第です。
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AS300の画質が・・・

2016年09月07日 | Weblog
前日に続きソニーのアクションカムAS300でまちなみを撮影するための準備の話。
不恰好なカメラでもキチンと動画が撮れれば問題ない。
ちなみに昨日ものせた不恰好な姿はこれ


AS300にはいくつか撮影モードがあって、これまでのビデオカメラはAVCHDのハイビジョンサイズで撮影していたんだけど、今回はAVCHD規格が採用されずMP4での撮影から試験した。
といってもテスト撮影イコール本番なのはいい加減な性格なため仕方ない(笑)。
AS300はレンズの画角が3種類選べるのだが、ズームレンズがついているわけではなく画像を切り出して超広角、広角、普通と切り替える仕様だ。
前もって画角を調べると、どうやら従来の動画の画角にマッチするのは広角であるようだったので、まず広角で撮影した。
撮影したデータをマックに取り込んでいつものように変換したところ、どうも画質が悪い。
全体にピントが甘く、個人的基準ではアウトである。
湯中部などで同じ機種の動画を見て比較しても明らかに劣る。

これは困ったなぁと思い、仕方なく動画ソフトでシャープに加工したんだけど、まだ不十分だ。
機種の不具合か、撮り方が悪いのかと悩んだ結果、他のセッティングでも試してみようとアレコレ思考錯誤してみた。
変えられるセッティングは大まかに2種類。
レンズの画角を変えるか、撮影モードをMP4からXAVC Sというものに変えるかである。
レンズの画角は切り出しで変えるということなので、切り出しのない超広角にすれば画質も変わるはず。
そしてXAVC Sにすると滑らかさがまして画質が上がる。
しかし当然撮影データ量が増える。
約2倍になる。
当然同じメモリーカードだと半分しか録画できない。
AS300のバッテリーは約2時間撮影できるのだが、XAVC Sでだと64GB必要になる。
32GBを2枚買ったので2時間撮影できるわけだが、これだと1日の撮影量には足りない。
MP4だと2時間以上撮影できるので、バッテリーの予備を持てば4時間は撮影できるわけだ。
これだけあれば1日には十分なのだが、ここで蛇足だが、撮影をモニターする機械(ライブビューリモコンというらしい)の方のバッテリーのは3時間持つらしい。
ところがバッテリーは内蔵式で交換できない。
となると、もう一つ必要となるのだが、別売りされていない!
実質3時間の撮影に制限されるというわけだ。
組み合わせにどうも中途半端さを感じる。

話はもどって
レンズの画角を広角から超広角に変えて撮影した。
画質は明らかに上がるので、画質低下の原因は切り出しにあるようだ。
そしてXAVC Sにして撮影してみると、これも画質は多少良くなる。
ただし、レンズ画角を広角にすると、MP4よりはマシだがやはり画質は低下する。
結果から考えると、MP4で超広角撮影、あるいはXAVC Sで広角撮影してソフトでシャープに処理するかのどちらかとなる。
手軽さでは前者なのだが、まちなみを撮影するにはちょっと超広角は広すぎるかなぁとも思う。
試行錯誤は続くのある。
動画がアップされるはいつになるのやら・・・
コメント (2)
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僕のためのカメラ

2016年09月06日 | Weblog
写真を撮るカメラに関しては、こうであればという希望はそんなにないのだけれど、動画を撮影するビデオカメラに関しては、もっと小型であればとか、広角専用でとか、手持ちでブレないようにとか、まちなみ撮影用に便利なものをと色々希望を述べてきた。
そうしたらソニーが小型アクションカムに強力な手ぶれ補正機能をつけた広角専用、おまけに手持ち用に便利なグリップをつけたもの、つまりこれまでブーたれてきたことを改善したビデオカメラを発売した。
自分は身勝手な人間なので、きっと草葉の陰でつぶやいた声を聞いてくれて、自分のために作ってくれたのだと思うおめでたい人間である。
一方で、義理堅い部分もあり、こういうの作ったけれど買ってくれないの?というメーカーの声も天から届くたちで、全くお金もないのにかき集めてAS300というカメラを買いに走ったのだ。
ちょうど撮りためた動画のストックがなくなり、これを機会に新たに撮影する動機づけにしようと企んでみたのでもある。
世の中は4Kだと騒いでいるが、3Pもしたことがないのにいきなり4は・・・というわけで、廉価版のAS300というものにしたのである。

年を取ってきた結果、カメラが重く感じるようになり、写真の方はコンデジに移行したのだけれど、ビデオカメラは家庭用の普通のものを使っていて、重いワイコンレンズをつけると気軽に持ち運ぶ気にはならないようになっていた。
それがこのカメラのおかげで大幅に小型軽量化できたのはありがたい。
画像を見ればわかるようにアクセサリーをアレコレつけているとともに不恰好にも変身している。

レンズプロテクターにプラ板でフードをつけた。
だいたい上部は1センチせり出すことができて、横は5ミリまではかぶらないでOKだ。
これでフレアーがかなり軽減される(はず)。
ちなみに大きな方のビデオカメラの方にもレンズ部にパーマセルテープが不恰好に貼られているが、これもワイコンレンズの上下をテープをべったりと貼りつけて遮光してあるためだ。
とりあえずということでパーマセルでベタベタ固定してあるが、いつかは(いつかは)キチンと貼り替える予定である(笑)。
フードの上に水準器を貼りつけるは”定番”である。
従来のビデオカメラに取りつけていたものを移し替えた。
性格が曲がっているので、どうしても画像も傾いてしまい、水準器を見ていないと(見ていても)傾いた映像ができてしまう。
これもパーマセルで固定した結果、カメラの前部分はまるで壊れたのを補修したみっともなさである。
困ったことに、そういう不恰好に関してはあまり気にならないのだ。
手持ちのためのフィンガーグリップの上にモニターがつけられるのはソニーの大発明である。
これで撮影準備はバッチリ。

次回報告は画質に関して
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気力体力やる気と時間

2016年09月03日 | Weblog
久しぶりに寝ることができて、スッキリとはいかないまでも日記を書く気力ぐらいはできた。
と、ここで残念なお知らせ。
長らくアップロードを続けてきた「日本街並みアーカイブ」ですが、本日でネタが切れました。
しばらく更新できません。
と言っても、やめるわけではなく早急にネタをためこんで再開する予定です。
その際には「日本まちなみアーカイブ」に名前を変えようかと。

そんなことはどうでもいいけど、年々月々日々体力が低下して、同時に気力も低下し、やる気はあっても時間はないという負のスパイラルに陥るのが老齢化というものでしょう。
いやいやまだまだなどとおっしゃる貴兄も、外部から見るとすっかり・・・なんて”評価”かも。
それでも”がんばって”いれるのは、日本の終身雇用制のおかげで、パーフォーマンスが下がったからとクビになることも少なく、当然自己評価が下がることもないわけで、実力と評価との乖離が起きても少なくとも”定年”までは面倒を見てくれる、というシステムだったわけです。
ところが世の中は世知辛くなってきて、終身雇用など一部の話という時代がやってきて、現在でも約半数は非正規雇用者が社会を支える状況になっています。
そして非正規雇用の多くが最低賃金周辺で働いているわけす。
しかし社会ではまだ過渡期というか、そんな最低労働賃金労働者に正規雇用者並みの労働を期待し、かつ実際に仕事を与えているわけですが、期待と賃金の乖離に当然ヤメテしまう人もいるわけで、そんな時に限って非正規雇用は気楽で・・・などと非難される。
終身雇用は(カタチ上は)生活の面倒をみてくれますが、非正規雇用それもパートタイムジョブとなると(実質は)時間でしか面倒をみてくれないんですよ。
それも最低賃金付近でしか。
そんな立場の人に正規労働と同等の期待を抱くのは無理なんですけど、なにしろ過渡期ですから、仕事内容の範囲の契約などされるわけもなく、割り切った賃金体系と割り切れない仕事範囲で悩んでヤメテしまう人も当然出てくるわけです。
それを世間では人手不足と呼んでいるのではないですかね、現状を



祖師谷昇進会商店街 4 ウルトラマン商店街
東京都世田谷区祖師谷5,6丁目,千歳台2丁目
撮影 2016年7月27日 水曜日 15時10分
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かなわないから

2016年09月01日 | Weblog
かなわないとわかっているからこそ、どこか旅へ出たいなあと思う気持ちが強くなる。
のんびりでなくてもいいのだ。
どうせ貧乏性だからのんびりなどできずに、せかせかと歩き回るに違いないのだし。
歩いて歩いてヘトヘトになってその土地の空気を肌に感じて、日頃の行ないを振り返り、思わぬ出会いに心をときめかせ、港港に「帰ってきてね」とサヨウナラの言葉を投げかけるワケありのジョシとの思い出を作りたい。
もちろん別れの言葉は「流れ者にはオンナはいらない」。
オトコが欲しいわけではないが・・・



祖師谷昇進会商店街 2 ウルトラマン商店街
東京都世田谷区祖師谷2,4,5丁目,千歳台2丁目
撮影 2016年7月27日 水曜日 15時00分
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