秋田からGO!ひろさんの駆け歩き

見たまま聞いたままの日常

小説と政務調査の関連は?

2012年11月10日 | 活動報告

 不可解

 2011年(H23)度の秋田市議会政務調査費の内訳が公開されています。ある会派の議員は、芥川賞作家の絲山秋子氏の「不愉快な本の続編」1260円の購入費を計上し、地元新聞で紹介されました。新聞には会派名と議員名が出されており、「現代の人間関係に興味があって買ったが、必ずしも適切でなかった」とのコメント。また、「職業としての政治 職業としての学問」1680円も2冊購入し、「一冊は誰かの上げたあ・・・」とのこと。

 政務調査費は、市民の税金であることは言うまでもなく、秋田市議会では議員一人当たり月10万円を限度に年120万円予算化されている。「政務調査に必要」でなければ当然認められないが、果たして「現代の人間関係」が調査とどのような関係をもつものだろうか?市民は『不愉快を・・』通り越して“不可解”な議員活動と映ったことに違いありません。・・・後日調査費の一部を返納したと後報道がありましたが、自ら税金の使い道を正すべきです。

 さて、地方自治法の改正によって、その一部として政務調査費が「政務活動費」と変わり「議員の調査研究その他の活動に資するため必要な経費」となり、使途が拡大される懸念もあります。ますます使い道の透明性が求められます。個人のお金ではありません。市民の血税なのですから・・・。

 

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