スクエア : ウィンドウ

ふ~んわり揺れるカーテンの向こうに広がる景色は・・
悲しみに変わりました。
涙を微笑みにかえ綺麗な花色の景色に・・。

命の尊厳!

2012年09月30日 | 日記


この子の名前は『しぐれ』だそうです。

8匹兄弟で棄てられていたところを【しっぽの会】に救われた幸運なワンちゃんです。

保護された当所は怯えていたそうですが、直ぐに人なれして元気で活発な子になったそうです。

兄弟達も優しい出会いがあり 喜びに満ち溢れた日々を過ごしてるいるとか

『よかったね!』優しい飼い主さんと出会えて・・・幸せになってね。

あなたは ペットを飼ったことがありますか

ワンくんやネコちゃんカメちゃんそしてウサギちゃんやクワガタくんみんな飼えば家族の一員です

我が家では棄てられたクロネコの赤ちゃんを保護し育てたことがあります

当時小学5年生の次女がマンション一階の部屋の芝生でミャ~ミャ~鳴きながら這いずってるクロ猫の赤ちゃんを

「可哀想だからママ飼ってやって」と泣いてせがむのです いたし方なく育てる手伝いをする約束で拾ってこさせました

手の平の中に納まるほどの瞼も明かない黒ネコの赤ちゃんでした 当時マンシヨンでは飼えない決まりでしたが内緒でね

それからが大ごとでした 人間の赤ちゃんを育てるより大変、人間用のミルクを薄めて哺乳瓶(人間用)で一時間半毎に

飲ませるのですから・・丁度夏休みでしたから気候的には助かりました それでもダンボールの箱に布切れを敷き詰め

インスタントコーヒー(大瓶)にお湯を入れ柔らかいタオルで包み保温用の湯たんぽとし その箱を冷蔵庫の温風の

吹き出し口の前に置きました 手探りの保育でした オシッコも介助しなければ出さないし、ウンチが出ないといっては

動物病院へ駆けつたっけ。手伝う約束をした次女でしたがなんのその 結局私が育ての親になりました。

2週間もすると瞼が明きましたキレイなブルーの愛くるしい眼をした赤ちゃん 棄てられた訳は長いしっぽの先が

少しくの字に曲がっていたのです 血統は良いネコちゃんだったのですよ 次に大変だったのはオシッコの躾けでした

箱の中に新聞紙を細く切り裂いて敷き詰め躾けようとしましたがこれが難しくソファーの下や陰でやらかすのですから

絨毯の掃除やら、ほんまに振り回されました 1ヶ月も過ぎる頃には愛くるしい仕草で遊ぶ姿が可愛くて 母子3人で

じゃれ合って遊びました 離乳食 これまた大変、何のことはない私は3人の子育てをした事になったのですよ

やがてお別れの時がきました 3ヶ月経ったので手放さねばなりません 当時の新聞には無料の「差し上げます」欄があり

掲載された朝6時前から電話はじゃんじゃん鳴りっぱなし、夜遅くまで鳴ってました。

電話での遣り取りでおおよその見当はつきました 優しく大切に育ててくれそうな方に決めその方のマンションまで

連れて行きました 見るからに優しそうな独身の女性に ほっ、

そのマンションはネコちゃん飼ってもいいとの事 安心して手放せました。

でも、やっぱり別れに涙は付き物、母子3人涙、涙の別れとなりました 大変でしたがとても癒されましたし

二人の娘達にとっても命ある者の大切さを体験できた貴重な一時期となりました

クロ猫ちゃん癒しと感動をありがとう。

それから6年後 今度は赤ちゃんワンコが我が家にやって来たのですが・・・長くなりましたので次回と云う事で・・・。

それが何時になるやら 「わたしゃ知らねえべさっ」。