信州バイブルキャンプ

キッチンスタッフのひとりごと

物資運搬とこれからの必要

2011年03月25日 00時46分49秒 | インポート

被災地への道がだいぶ開かれてきましたね。

           

先日、キリストの教会(大阪聖書学院)から

I牧師とT牧師が

仙台の教会に物資の運搬に向かわれ、

22日(火)に信州バイブルキャンプに寄り

23日(水)に大阪に帰られました。

キャンプにて関東の牧師も合流して

現地の様子を報告していただきました。

今後のサポートや体制についても意見が交わされました。

(後日学院より、レポートがでると思います。)

          

いくつか写真も見させて頂きました。

津波の被害の大きさと、被災地の範囲が広いことを

あらためて感じます。

         

どうにか自宅で過ごされている方々も

ライフラインが復旧するまでの状況、

店舗が開けないために物資がない状況、

ガソリンがないために動けない状況等

大変困難な中で生活をしておられることを覚えました。

建物被害が少ないところでも被災地であり、

報道されないスポットもたくさんあることを思いました。

          

「今何が必要か」 

現地教会とのやりとり等のなかで

その時期に応じて変化してくると思われます。

やりとりの窓口はひとつに絞って、

現地に対応の負担をなるべくかけないようにすることも

大切なこと。

これから長期にわたり、緊急から日常生活となり

必要なものにも変化が生じてくるのだと思います。

         

I牧師が、阪神・淡路大震災を経験されているので、

その時の経験、必要だったもの等も語られました。

そして、ボランティアについて話してくださったことが

大変印象に残りましたので、書きます。

*

「震災の時、ボランティアの方々に来ていただいて

どなたも本当にありがたかったが、

ボランティアには三つのタイプがある。

①指示どおり、指示された事のみ動くタイプ。

②よく働いてくださるが、

最後まで責任を果たさずに帰ってしまうタイプ。

③よく働いてくださり、

まかされたことを最後までやり遂げるタイプ。

もし、事情で途中でそこを離れることになったとしても、

次の方にちゃんと引継ぎをしていくタイプ。

本当にありがたいのは③つ目のタイプの方々なんだよ。」

*

これは、震災時でなくても、日常生活の中でも、

同じことが言えるなぁと思いました。

ボランティアに行くとしても、特別なことではなく、

日常の延長の上にあるのだと感じました。

          

さて、23日(水)は、

合流した関東の牧師2名と主人とで

要請のあった茨城の関係者にガソリンを届けにいきました。

北関東道は、補修がなされて通行可能になっていますが、

被災地に近づくにつれて道路の状態が悪く、

主人は、地震の被害の大きさを感じたようです。

「ガソリン」がなければ、必要な物資を調達することも、

何をするにもとにかく動きがとれなかったようで、

喜んでくださったようです。

          

また、キャンプでも動きがありましたら、UPします。

関東圏では、停電や余震も大変と思います。

原発に関することも大きな問題です。

原発で復旧作業をされている方々のために

これ以上被害が拡大しないように、

被災された方々の守りと

これからの日本の復興のために、

続けて祈っていきたいと思います。

みーこ