被災地への道がだいぶ開かれてきましたね。
先日、キリストの教会(大阪聖書学院)から
I牧師とT牧師が
仙台の教会に物資の運搬に向かわれ、
22日(火)に信州バイブルキャンプに寄り
23日(水)に大阪に帰られました。
キャンプにて関東の牧師も合流して
現地の様子を報告していただきました。
今後のサポートや体制についても意見が交わされました。
(後日学院より、レポートがでると思います。)
いくつか写真も見させて頂きました。
津波の被害の大きさと、被災地の範囲が広いことを
あらためて感じます。
どうにか自宅で過ごされている方々も
ライフラインが復旧するまでの状況、
店舗が開けないために物資がない状況、
ガソリンがないために動けない状況等
大変困難な中で生活をしておられることを覚えました。
建物被害が少ないところでも被災地であり、
報道されないスポットもたくさんあることを思いました。
「今何が必要か」
現地教会とのやりとり等のなかで
その時期に応じて変化してくると思われます。
やりとりの窓口はひとつに絞って、
現地に対応の負担をなるべくかけないようにすることも
大切なこと。
これから長期にわたり、緊急から日常生活となり
必要なものにも変化が生じてくるのだと思います。
I牧師が、阪神・淡路大震災を経験されているので、
その時の経験、必要だったもの等も語られました。
そして、ボランティアについて話してくださったことが
大変印象に残りましたので、書きます。
*
「震災の時、ボランティアの方々に来ていただいて
どなたも本当にありがたかったが、
ボランティアには三つのタイプがある。
①指示どおり、指示された事のみ動くタイプ。
②よく働いてくださるが、
最後まで責任を果たさずに帰ってしまうタイプ。
③よく働いてくださり、
まかされたことを最後までやり遂げるタイプ。
もし、事情で途中でそこを離れることになったとしても、
次の方にちゃんと引継ぎをしていくタイプ。
本当にありがたいのは③つ目のタイプの方々なんだよ。」
*
これは、震災時でなくても、日常生活の中でも、
同じことが言えるなぁと思いました。
ボランティアに行くとしても、特別なことではなく、
日常の延長の上にあるのだと感じました。
さて、23日(水)は、
合流した関東の牧師2名と主人とで
要請のあった茨城の関係者にガソリンを届けにいきました。
北関東道は、補修がなされて通行可能になっていますが、
被災地に近づくにつれて道路の状態が悪く、
主人は、地震の被害の大きさを感じたようです。
「ガソリン」がなければ、必要な物資を調達することも、
何をするにもとにかく動きがとれなかったようで、
喜んでくださったようです。
また、キャンプでも動きがありましたら、UPします。
関東圏では、停電や余震も大変と思います。
原発に関することも大きな問題です。
原発で復旧作業をされている方々のために
これ以上被害が拡大しないように、
被災された方々の守りと
これからの日本の復興のために、
続けて祈っていきたいと思います。
みーこ