2023年11月14日 山元TC在厩
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この中間もコンスタントに乗り込んでいます。現在のメニューは、周回コースをハッキングキャンターで3000m、または坂路コースをハロン13秒ペースで駆け上がるという内容です。以前は走りが苦しくなると、操作性が悪くなっていましたが、ハミを変えるなどの工夫を施したところ、うまく収まりがつくようになりました。トモも徐々にしっかりとし、併せ馬では相手に食らいついていくような根性も見せています。全体的な感触は上向いていますから、この調子で鍛錬を重ねていく考えです。飼い食いも問題なく、最新の馬体重は485kgでした。
【レポートの転載につき、G1サラブレッドクラブの許可を頂いております】
元出資馬リトミカメンテの半弟、カルマンフィルター。写真の顔もスワーヴリチャードにそっくりですね!
ハーツクライ産駒は晩成と言われますが、この馬もそうだと思っています。とはいえ、どこかで勝っておかなくてはなりません。
やっとレポートにポジティブな言葉が出るようになりました。
戸田先生のハード調教に耐える為にも、もっともっと追い込む必要があります。
ハロン13秒の坂路はもちろんだし、併せ馬で遅れないようにしないとまた本番で追走が難しくなります。
実は小回りが得意説がまだ個人的にもあるのですが、新潟〜福島と大敗していますので一度府中か中山で使って欲しいですね。
あとは、適性がわかりませんがダートもいけるか。
スワーヴリチャード産駒はここまで初年度で2歳が21勝(重賞1勝・オープン2勝)。
うちダートは3勝と圧倒的に芝馬が多い傾向です。
ただ、自分の出資馬にはカリフォルニアクローム産駒で芝の2000mで勝ち上がるエルフストラックみたいな例もあるし、血統からの適性はベースにあるものの最終的な適性は本馬の持つ個性でしょう。
いずれにしても年内には戻ってきそうなカルマンフィルターですから、
正月明けの中山で芝かダートの1800mあたりで見てみたい気もします。
実は府中が得意だったりして…
父は大阪杯とジャパンカップを制し、ダービー2着ながら安田記念でも3着する距離の幅が広い馬でした。
本馬も広い適性を示してほしいのと、父同様の鋭い切れ味が早く見たいものです。
強くなって帰還するのを、待っています。
↓11/8 山元TC
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