シンボリクリスエスが逝った。
2003年の有馬記念馬ですから、もう17年も経ちますか。
早いもんです。
タップダンスシチーとアグネスデジタルの馬券を握りしめていた記憶がありますね。
相当センスないですね、当時からw
クリスエスは不思議な馬でした。
母の名前が親友のイニシャルなので忘れたことはありません。
しかしどうも好きになれない馬でした。
なんていうか、強くて怖くて愛嬌が無い。
特に後半はペリエを含め外国人騎手だったことと当時最強の藤沢軍団ということで
反骨精神の私はなんとか買わないで馬券を構築しては毎回撃沈してました。
まあ、それだけ強かった馬でした。
あと、そんな強いのに何故か毎回他馬の最高にヤられるイメージでした。
JCのタップダンスシチーは生涯最高の逃げ切り、ヒシミラクルの奇跡の宝塚、ファルブラヴのJC、極め付けがタニノギムレットのダービー。
種牡馬になってからも母父として大爆発したことを考えると、あの風貌に似合わず実は最高の引き立て役だった可能性もあります。
もちろん、父としても5頭のG1馬を輩出しました。
・エピファネイア(JC/デアリングタクトの父)
・サクセスブロッケン(フェブラリーS)
・ストロングリターン(安田記念)
・ルヴァンスレーヴ(チャンピオンズC)
・アルフレード(朝日杯FS)
しかしなんといっても真骨頂はBMS。
クリスエスは祖父まで待てと格言があると聞きましたが、
レイデオロやオジュウチョウサンで一躍有名に。
その他でもミスパンテールやアルクトス、オーソリティなんかも。
とにかく抜群の安定感で2019は母父クリスエスはなんと勝率3割を記録。
私も出資馬としては現役のパラレルキャリアも、自分自身の一番の記憶の馬ブランネージュも父クリスエスでお世話になりました。
ブランネージュは追分の中心牝系と据えられてしまい初仔から買えずにいますが、きっと大物を産んでくれると思います。
パラレルキャリアはまだ4歳。来年ダートで飛躍して母となったらまた産駒を買いたいですね!
と、まあクリスエスを語ると止まらんわけです。馬体詐欺なんて言われたこともありましたが、結局持ってた地のポテンシャルが高かったからコスパの高い種牡馬でもあり最高でした。
誰がなんと言おうと、私は一口の経験としてシンボリクリスエスには感謝しかありません。
とにかく、とにかく強かったよシンボリクリスエス。
たくさんの思い出と素晴らしい産駒を残してくれてありがと。
きっとコレからもたくさんの子どもたちが活躍してあなたの名前を後世に伝えるでしょう。
2000年代前半から2020年まで。
本当に長いこと競馬の最前線で活躍してくれました。
最後はシンボリ牧場で良かったね。
スタリオンではいつも真っ黒な馬体が怖かったですw
とにかく、記録にも記憶にも残る名馬でした。
ありがとう、安らかに。
合掌🙏
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