残念。
昭和、平成を彩った名馬たちの訃報はどれも悲しいものですがマチカネフクキタルが亡くなりました。
やはり、記憶に残るのは菊花賞。
南井騎手を背に優勝、2着ダイワオーシュウ(柴田善騎手)の京都にいました。
人生でしばらく私の最高払戻だった馬連3,970円✖️4,000円、約16万円の払戻。
その立役者であるフクキタルは記憶に強く残る名馬でした。
ダービーは柴田善騎手でサニーブライアンの7着。
武豊騎手を背に福島で単勝140円のさくらんぼステークスを勝ち切ってから連勝へ。
秋に一気に才能開花。
フクキタルにも騎乗していた上村騎手のサイレンスススガを差し切った神戸新聞杯。
メジロブライト(松永幹夫)、ステイゴールド (熊沢重文)を抑えた京都新聞杯。
そして迎えた菊花賞。
ブライト、ステイゴールドに加えてその後有馬記念を勝つシルクジャスティスを抑えてのG1制覇。
これがピークにして最後の勝利となりました。
熱かったなぁ、あの日。
今でも京都駅で払戻された16万円を眺めながら友人と会話した記憶があります。
何故あの時馬連に4,000円も投じたのか今でもわかりませんが、何か感じるものがあった。
そしてそれは、ゴールと共に忘れられない強さと記憶となりました。
産駒はダートの活躍がやや多くあまりにも短い種牡馬生活でしたが、名前の通り
フクキタルということで死す直前までファンには愛された名馬だったそうです。
週末に突然「福来たる」という夢を見ました。
起きたらフクキタルの訃報。
運命を感じました。
マチカネフクキタル、ありがとう。
競馬について何も知らない若い自分に、楽しみと強い馬の勢いを教えてくれました。
最後は山梨にいたんだね。
もっともっとたくさんの馬に会いに行かなくてはいけませんね。
夢に出てきてくれてありがとう。
天国でサイレンススズカと競走してね!
今度はどっちが勝つかな。
栗毛のヒーロー。
マチカネフクキタル、安らかに。
合掌🙏
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます