カルマンフィルター、少し苦しい現状

2023年10月28日 山元ＴＣ在厩

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この中間もじっくりと鍛錬の日々を過ごしています。現在のメニューは、周回コースをハッキングキャンターで3000ｍ、または坂路コースをハロン14-13秒ペースで駆け上がるという内容です。乗り進めるにつれて、トモがしっかりと入ってくるようになり、それに伴い、坂路調教での走りにもまとまりが出始め、手応えも上向いています。ただ、走りが苦しくなってくると、うまくコントロールしきれないような幼さは依然として残すので、今後もさらなる成長を促していきます。飼い葉食いは問題なく、最新の馬体重は492kgでした。

【レポートの転載につき、G1サラブレッドクラブの許可を頂いております】

今のところデビューしてから精彩を欠く内容のレースとなっているカルマンフィルター。

体調は良いようです。先日社台のパーティーでもカルマートの子供たちはみな素質は高いと白老の方に教えてもらいました。

ただ、カルマンフィルターに関してはおそらくうまくその能力を使えないのか、または幼さと言われるバランスの問題か。

いずれにしても、あと1年の中で勝負をつけなくてはいけませんのでここから冬に向けて適鞍を見つけて話を進めたいですね。

馬体だけ見るとうまく仕上がっている気がするのですが、こればかりは難しいところです。

頑張ってほしいですね。