パラレルキャリア、惜しくも2着で9/1(日)続戦へ

2019年08月03日、美浦ＴＣ材厩
----
8月3日(土)新潟7R・芝1600ｍ戦にミルコ・デムーロ騎手54kgで出走、馬体重は前走から6kg増の442kgでした。
スタートでトモを滑らせてダッシュがつかず、腹を決めて後方に控えて脚をためました。淀みのない流れをじっくりと構えて、直線を向いたところで進出を開始。そこから良い脚を長く使って追い込んでいきましたが、ワンテンポ先に抜け出した勝ち馬に3/4馬身届かず２着に惜敗しています。
加藤征弘調教師は「今日は前めで流れに乗っていく作戦でしたが、スタートでトモをすべらせて位置どりが悪くなってしまいました。それでも直線では思っていた通りのキレる脚を使ってくれました。力はあるだけに非常に悔しいですが、今日はスタートがすべてだと思います。この後は馬の状態次第にはなりますが、新潟最終週の9月1日(日)の芝1600m戦を本線として、相手関係などを見ながらそのほかの選択肢も含めて検討していきます」と話しています。
----
【レポートの転載につき、社台サラブレッドクラブの許可を頂いております】

トモが滑る。雪とかで坂路で滑るというのはたまに聞きますが…というより映像見てるとそれもありますが馬群に突っ込んで挟まれたように見えました。

いずれにせよ、後方からのレースになったのは事実。ここからは腹を据えた追込み勝負となりました。
外からじわじわ上がると、勝ち馬の外側で差しにかかり33.8秒での差し込み。
勝ち馬も34.0秒でした。

見ていてデムーロ騎手が右ムチ→左ムチ→右ムチと直線で持ち替えたのが印象的で、
新馬勝ちから連勝の相手を交わしきれなかったのが残念でした。
相手も強かった。

まさかの次走は9月1日の最終戦！
その日はエストロもデビュー予定でもしかしての新潟２騎出走となるか？です。

鞍上がまたデムーロ騎手になると嬉しいですが…

とにかく、久々の未勝利戦で力のあるところを見せてくれました。なんとか次こそ勝ち上がってもらいたい！

↓8/3 新潟競馬場