この人ほど好き嫌いが分かれる人もいませんが、堀江貴文さんの考え方や生き方というのは好きです。
私が40歳でサラリーマンを辞めて自営業でジムの経営をしていこうと決断した時、開業資金でかかる多額の借金で失敗した時の残りの人生というのを考えたら恐怖しかありませんでした。
今は当時よりもよりはっきりとわかりますが、大企業であろうと倒産したりリストラされたり、公務員であろうと銀行であろうと吸収合併の話などは普通です。
あのままずるずると会社勤めを続けていて給料もろくに上がらずに首を切られてしまっていたとしたら本当に悲惨です。
私が辞めた後に勤めていたクラブの大規模なリニューアルが行われ、上司が急に辞めていたり、スタッフの入れ替えを考えると現実味のある話だったので胸をなでおろします。
リスクを取らなかった事がそのままリスクになってしまうのですから、あの時に決断をした事が時間を浪費しない最善の方法だったと今は思います。
堀江さんを見ていつも感じる事は、ライブドア事件の後に一般の人は誰もがもう復活は不可能だと考えていたと思います。
私もそう思っていました。
自営業の人には規模は違えど堀江さんのように一度や二度の失敗くらいなら這い上がってくる人はたくさんいますが、そういった能力は自分で苦労した中からしか身に付きません。
「失敗が嫌だからやらない。」「後で何か言われそうだから言わない。」堀江さんにはこういった選択肢がないようです。
意見が違う人はたくさんいますが、分かり合えない事を分かり合うという事も意味がある事という考えだそうです。
堀江さんがこの本のあとがきで書いている言葉です。
「むかつく人もイラっとする人もいるけれど、それだけの事。自分の人生には何の関係もない。だから気にせず自分の思う事をやればいいんです。」
矢沢永吉さんの日産のＣＭでありましたが世の中は「やる奴」と「やらない奴」しかないのです。
私の同年代を見ると、きちんととるべきリスクを取ってやってきた人とそうでない人の差というのは歴然とついていて恐ろしい物だと感じます。
今日は私がお邪魔します。
正直、ライブドア事件以来、堀江さんが改めてメディアに出ている事に違和感を感じる私がいました。
不思議なもので、塚本さんのブログを拝見し、素直にそうだなぁ…（失敗から這い上がった姿を改めて評価出来ました）とこの本を読んでみたいと思う私がいます。
中高と母親から「本は読んでおいた方が良い。」としつこく言われ、全て拒否。
そんな私が今は、本無しの生活は考えられない状況です。
大学生時代、信頼していたバイト先の年上の方々からの影響が大きいのです。
今回は塚本さんの言葉だから素直に受け止められました。
話が飛びますが、ドラッカーが『組織は、もはや権力によっては成立しない。信頼によって成立する。』と言っていたのと同じと思います。
信頼が全ての基準だと、最近自分自身の職場の仲間との関係の中で感じ、常に伝える様にしています。
何気ない日常、何気ない生き様を通して信頼される人間でありたい。
一言の思い男になりたいと強く思います。
堀江さんには私も違和感を持って見ていましたが、ライブドア事件とはいったい何だったんだろうという事を色々な視点で見てみるとまた面白いです。堀江さんの見方も変わると思います。
そしてドラッカーの言葉はいつも来るべき未来を予測したように的確で感心してしまいます。
信頼関係を作る為に大切な事、謙虚さ、感謝の気持ち、筋を通す事、その他もろもろこれからも考えていきたいと思います。
本日Ａｍａｚｏｎで２冊本を注文しました。
堀江さんの本と過日ブログで紹介されていた『稲盛一夫の実学』という本です。
最近、本への投資ばかりなので、今回は中古本を探しました。楽しみです。
必ず実践し日常に役立てたいと思います。
あと、お恥ずかしい限りですが、前回の最後の一文、一言の重い男に訂正して読んで下さい（苦笑）。
本当に素晴らしい本に出合った時はぜひ次は私から齋藤さんにプレゼントさせて下さい。
ありがたいお言葉、恐縮です。
と言いつつ、いえいえです。
お互いブログ通して、読んでくださる皆さんへの良書の紹介をしていきましょう！
今日もブックオフで１冊買って来てしまいました。
いつ読むんだ？という感じですが、職場の為、＝自分の大切な聖域への投資です。
こんまりさん、金スマに初めて出演された時から意識していました。
学生時代、当時お付き合いしていた女性に『ダスキンに勤めればいいじゃん！』と喧嘩で言われたくらい（苦笑）、綺麗好きを自認しています。
こんまりさんは、掃除を日常の豊かさにまで発展させられ、２０１５年には、米「TIME」誌の｢最も影響力のある１００人」に選ばれ、改めて金スマに出演されていましたね。
皆の事を大切に思う力の凄さを体現された女性としてリスペクトしています。