成人式の日に
晴れ着のレンタル業者の債務不履行事件がありました。
「はれのひ」元社員:「(横浜店の)家賃もずっと滞納していたみたいで、その施設からは出て行ってほしいと言われていた。スタッフとしては最後まで、成人式はどうしてもやりたかったらしいんですね。自分たちのお金でどうこうできる問題じゃないから、泣く泣く閉じて撤退を選んだっていうふうに言っていました」
もちろん経営陣が悪いのですが、
こんな状況がわかっているならスタッフはお客さんから契約をとらなければいいのに・・。と思います。
自分たちのお金でどうこうできる問題ではないなら、せめてお客さんに迷惑をかける前に出来る事があっただろうに・・・と思います。
商売をしている人間から見たら無責任な勝手な理屈です。
業界に与えた不信感も大きいでしょう。
私の持論ですが、仕事というのは誰かに喜んでもらえて、その対価として妥当な報酬を得られるくらいがちょうどバランスが良いのだと思います。
自分の能力のキャパシティを超えて「もっと儲かるのではないか。」といろいろ手を出してしまい失敗してきた人を何人か見てきました。
お正月休みに少し時間が出来たのでいろいろと本を読みながら起業してからの10年と今後の10年について考えていました。
「吾唯知足」(われただたるをしる)という言葉があります。
起業をした時には「お金を稼ぎたい」とか「お店を有名にしたい」とか「経営者として成功したい」というような欲もたくさんありましたが、この10年で自分の思い描いていた事が実現できてこれ以上を望んだら欲張り過ぎなのかと思っています。あとは自分のやりたい事を少しずつというのが、これからの10年で良いと思っています。
最近になってトレーニングは楽しいし、ジムという場所は自分にとっては特別でこの仕事で生活していける事は本当に幸せな事だと再認識しています。