小学生のころ 山のてっぺんにあった「掘っ立て小屋」に住んでいた。
屋根も壁も床も 板一枚
夏は釘穴から星が見えた。
冬は雨漏りが気になった。
薄い掛布団に ぺったんこな敷布団一枚。
母が気遣って 産まれて間もない赤子に
掛けたいからと 敷布団を半分に折り
半分をくれた。
霙降る夜の寒い事
何故にこんな目に合わなけりゃいけないのか
早く眠らないとと思い 必死になっていたのを思い出す。
母のことは好きだったし 三人の父親違いの妹弟も可愛かった。
朝起きたら それはそれで楽しいこともあり
のほほんとしている私の性格が 大人の人に受けてたようにも思う。
あー極楽極楽~
こんな幸せなことはない。
みかんの皮
畑の肥料にするんだって・・・
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